こんにちは


不幸な境遇の人はさぞ辛いのだろう

可哀想

あれ、身の上話をする割にはどうして自分で現実を変えようとしないの?

と他人に対して思った事が有る方、もしくは


どうして私は強くなろう、乗り越えよう、進もうと思うとモヤモヤするの?

この場所にとどまっていたら何も変わらないって知っているのに

と、自分自身に対して思った事が有る方

どちらか一つだけでも身に覚えが有る方は少なくないと思います。


私はまだ十代だった頃、たまに自分の境遇を話す事が有りました。


それは必要に迫られてであったり、親しくなったからであったりと様々でしたが、たまに少しだけ話す事が有りました。

当時それを聞いた大人の反応はこんな感じでした。

そんなに苦労したのに歪まずに育って偉いね

苦労人なんだね凄いわ

立派だわ

私の子供もあなたのように育って欲しい


若いながらに解っていました。
私へのフォローで言ってくれている事。

それでもそんな風に言ってもらえると悪い気はしませんでした。

しかし同時になんとなく気付いてもいました。

自分の身の上話や苦労話にはメリットが有るという事。

どんなメリットか

それは


承認欲求を満たせる


というメリットでした。


薄々気付いていました。
このメリットを享受する事に甘んじていたら本当にダメになってしまうと。

こんな形で承認を得るのは間違っているという事を。

それから私はあまり自分の話をしなくなりました。

若い頃に気付けた事は幸いでした。


不幸話で承認を得ると、そこから抜け出す事を無意識に拒むようになります。

本人は本当に苦しい事は確かなのですが、自覚が有りません。


ですから、承認というメリットを捨てられないでいる事を自覚しないと、永遠に苦しむ選択をし続ける事になります。


そんな事の為に一度きりの人生を諦めないで欲しいと思います。


我慢して飲み込む

けなされても笑っている

ぞんざいな扱いを受けても正当な抗議をしない


こういった人も優しいんだねというフォローを受ける事が有ります。

しかしそれはあくまでもフォローにすぎません。


私は、この人はこの在り方のままで居ると苦しみ続ける事になるだろうと感じる場合、その部分は褒めない事にしています。


歪んだ形で承認を得て欲しくないからです。

そこに居続けて欲しくないからです。

その一時的なフォローが結果的には優しくないと知っているからです。
※クライアント様の場合は、心がボロボロになっていたりまずは気持ちを立て直す事が必要な方には、言葉を変換してフォローする事は有りますが、それだけで終わらせないようにしています。


幸せに不慣れな人が幸せになるには覚悟が必要です。

不幸で承認を得る事を捨てる覚悟

自分で自分を幸せにする覚悟

私は幸せになっても良いと信じ続ける覚悟


今回の人生はたった一度です。


このたった一度きりの人生を、陳腐な承認で台無しにしないで欲しいと願います。


自分の手で人生を作るんです。


そう出来る方が一人でも増えるよう、頑張る方を心から応援しています。




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