メガドライブのエミュレータがセガMarkIII/マスターシステム(SMS)用ソフトにも対応していると最近知りまして。
手持ちのソフトを吸い出してみました。
使ったのはRetro Base Dumperです。
パソファミもレジストしてあるんですが、メガドライブ用の吸い出し基板はカートリッジコネクタの一方の端が開放状態になっていてちょっと使うのに躊躇するんですよね。
(最近知ったんですが、パソファミを作成された方は何年か前に他界されてました。ご冥福をお祈りいたします)
本来SMSソフトの吸い出しには専用のアダプタを使うんですが、SMS用アダプタは私が入手したDumperには正式対応していないそうで。
そのアダプタはメガアダプタの代わりに使えるという情報も巷にありましたので、逆にSMSソフトの吸出しにメガアダプタも使える可能性もあるんじゃないかと先日自作したメガアダプタもどきを使ってみました。
(ATtiny2313は、吸い出しの邪魔になるので外しています)
手持ちのソフトのほとんどは吸い出せたんですが、SEGAのファンタジーゾーンとCOMPILEのアレスタだけうまく吸い出せません。
自作のメガアダプタもどきでは専用のアダプタと非互換があるのか、それともそもそもRetro Base Dumperではうまく吸い出せないのか。
切り分けのためにSMSカートリッジの吸い出し環境を自作しました。
とはいえ、今どきのPCにつなげるのはいろいろ面倒なので、MSXをベースにしています。
なにげに便利です、MSXのスロットシステム(笑
〇SMS吸い出し環境
MSXにSMSのカートリッジがつながっているこの違和感(笑
吸い出し用の自作基板がMSX本体とカートリッジの間に挟まっているんですが、大した回路ではないので今回は写真は省略です。
ですが最初はうまく吸い出せませんでした。
Retro Base Dumperのダイレクトアクセス機能で吸い出したのと同じ内容になってしまいます。
Retro Base Dumperで吸い出した内容が、
・ダイレクトアクセス機能だと、bank#1が繰り返し吸い出されている
・専用の吸い出しツールを使うとbank#0とbank#1が繰り返し吸い出されているうえに1バイトおきに0xFFが挟まる
という状態でした。
自作の吸い出し環境で吸い出したものもbank#1が繰り返されている状態だったので、おそらくこの二つのソフトではバンク切り替えができていません。
どうやらこの二つのソフトはほかのソフトのメモリマッパとは違う仕様になっているようです。
今回の基板のメモリマップ部分はGALで組んでいたのでこの二週間ほどGALを書き換えながらいろいろ試行錯誤した結果、無事この2本も吸い出すことができました。
〇ファンタ〇ー〇ーンのエミュレータ実行中画面
(著作権を考慮して、エミュレータ画面は加工しています)
無事エミュレータで動いてます。スクショはありませんが、アレスタもちゃんと動いています。
◇◇◇
無事吸い出せた結果わかったことから、現行のRetro Base Dumper+自作のメガアダプタもどきではこれらのソフトは吸い出せないことがわかりました。
たぶん、正規のSMS用アダプタでもこの二つのソフトは吸い出せません。
ほかにも同じように吸い出せないソフトがあるかもしれません。
「1Mbit」のソフトはその可能性があります。
最初の自作環境で同じ内容が吸い出されたことからRetro Base Dumperの吸出し方もおおよそ推測できました。
ハードが対応していないのではなく、吸い出しツールの吸いだし方の変更が必要です。
Retro Base Dumperは基板/ソフトともに現在バージョンアップ中のようなので、次のバージョンでは吸い出せるようになるのかもしれません。
【3/28追記】
二週間ほど試行錯誤している間に、吸い出しクライアントソフトが更新されてました。
早速試してみましたが、吸い出し方法は変えていないらしく、上記二つのソフトでbank#1が繰り返し吸い出されるのは変わっていませんでした。
0xFFが挟まることはなくなりましたが。
【3/28追記終わり】

