いまちょっとした回路を作っているんですが、その動作検証のための下準備を進めています。
○矩形波発振回路
オペアンプを使った矩形波発振回路です。
これから作ろうとしている回路の規格で「信号の立ち上がり/立ち下がりは2μ秒以下」という規定があるので、それを満たしているか検証するために間に合わせで作りました。
【03/31追記】
この基板を使った記事はこちら。
【03/31追記終わり】
手持ちにストックがあるLM358を使ったんですが…。
○オペアンプの出力波形と補正波形
赤い線がオペアンプの出力信号なんですが、立ち上がりが10μ秒ほどかかっています。
オペアンプのスルーレートが足りていないようです。
(アンダーシュートも出てるし…)
間に合わせの回路のために新しい部品を買うのももったいないので、出力段にCMOSのインバータを入れてみました。黄色い線がCMOSインバータの出力です。
オシロの黄色い線のチャンネルのプローブの調整を忘れていたのでエッジがなまって表示されていますが、ほぼ垂直に立ち上がっています。
これでなんとか検証ができそうです。
それにしても、オペアンプのスループットって矩形波を作りたいときには結構大事なパラメータですね。
そのうちに今回のような間に合わせじゃなくちゃんとした発振器を作ろうかな。