こちらの記事  の続きです。

 

さて前回の記事からだいぶ時間が空いてしまいました。

仕事が忙しくてなかなか時間が取れなかったんですが(このGWも土日以外はぜんぶ休出予定…;_;)、なんとか検証の続きをしました。

 

○まずは当初予定通りのバイポーラトランジスタ2石のレベル変換基板

 

前の検証基板からの変更点は、使う石を2SC945→2SC2412Kに変えただけです。

これは想定どおり。

 

○次にバイポーラトランジスタ+MOSFET

 

上の基板の出力段を2SC2412KからMOSFETに変えたものなんですが、出力波形が原型をとどめてません(苦笑

MOSFETの寄生容量(Ciss)が大きかったので、ダメだろうな~とは思っていました。が、ここまでとは。

 

○最後にダイオードクランプ+コンパレータ

 

これまでと同じに黄色が出力信号です。

入力の終端抵抗を付けるのを忘れたので入力電圧は2Vp-pありますが、出力は1.7Vp-pしかありません。

コンパレータの代わりにRail to railのオペアンプを使っているので、出力電圧≒電源電圧のはずです。

電源電圧を測ってみるとやっぱり1.7Vしかありません。3.2Vくらいかかる予定だったのですが。

 

オペアンプのデータシートを調べてみると、消費電流が4mA近くありました。

どうも消費電流が大きすぎて、FS5500のAVControl端子の電圧が想定以上に下がってしまったようです。

シミュレーションでは消費電流がμA単位のLTC6702のデータを使っていたのでこんなことは起きなかったのですが、オペアンプの消費電流による電圧降下を考慮するのを忘れていました。

 

波形は一番綺麗なんですが、出力電圧が1.7VしかないということはTTLレベルに達していません。残念。

 

◇◇◇

 

というわけで一番実用に耐えそうなバイポーラトランジスタ2石の基板で実際にPC-TM151に繋いでみました。正確にはPC-TM151に繋がる自作のRGBセレクタに繋ぎました。

一応映るんですが、時々ノイズが走ります。

(版権的に掲載に許可が必要な画面でないとノイズ発生を確認できないので、写真はなしです。あしからず)

 

自作のRGBセレクタの同期信号切り替えには74HCシリーズの石を使っているので、おそらく微妙に電圧が足りていないと思われます。

対策としては、

・RGBセレクタの同期信号入力を5Vにプルアップする

・RGBセレクタの同期信号切り替えに74LSシリーズか74HCTシリーズを使う
・別電源を用意して、LM1881Nを使ってレベル変換する

でしょうか。

 

とりあえずPC-TM151に映せそうなことは確認できたので、本当にPC-TV454が壊れたときにこれらの対策を考えてみることにします。

 

【5/4追記】

ああ、もう一つ対策がありますね。

・FS5500のAVControl端子に電源の5Vを直接出力する

 たぶん5Vを抵抗で分圧して出力していると思うので、これが一番簡単な方法でしょう。

【5/4追記終わり】

 

【5/6追記】

「本当にPC-TV454が壊れたときに~」なんて書いていたら、本当に壊れましたガーン

修理の前準備で今日から放電開始してます。

【5/6追記終わり】

 

【5/15追記】

FS5500のAVControl端子の配線を追いかけてみましたが、トランジスタのエミッタに繋がっていました。

+5Vを抵抗で分圧しているだけの単純な回路ではありませんでした。

【5/15追記終わり】