さて、前の記事で、RAMカートリッジを作った理由がもう一つあると書きました。
それはコンパイルの名作、アレスタ2が起動しない環境があるという謎です。
メモリを増設していない環境では問題なく遊べるんですが、メモリを増設してある環境では起動できないという記事があちこちで見られます。
先日FS5500にメモリを増設した折に確認したところ、FS5500では普通に起動できましたがFS-A1WSXにメモリを増設したら暴走しました。
メモリ環境に限って言えば、両者の違いは標準搭載のメモリがマッパーシステムに対応しているかどうかです。
FS-A1は 先日の改造 で標準搭載メモリ(が使用するスロット)をマッパーシステム対応にしてあります。
標準搭載メモリより若いスロット、つまりROMカートリッジスロットを使うメモリを増設すればFS-A1WSXと同じ環境で比較できるんですが、先日入手した16MBRAMカートリッジは使えませんでした。
そこで自作のRAMカートリッジの登場です。
早速試してみると、
標準搭載メモリのみ:もちろん起動OK
512KB内蔵メモリのみ:起動OK
自作RAMカートリッジのみ:起動OK
標準搭載メモリ+自作RAMカートリッジ:暴走
512KB内蔵+自作RAMカートリッジ:暴走
註:標準搭載メモリと内蔵メモリはSLOT#30使用、拡張メモリはSLOT#1使用
さらにFS-A1WSXに自作RAMカートリッジを載せて試してみると、
512KB拡張済み内蔵メモリのみ:起動OK
512KB拡張済み内蔵メモリ+自作RAMカートリッジ:暴走
という結果でした。
FS5500の標準搭載メモリはサブ基板に搭載されていてメモリマッパーシステム対応のメモリに置き換えるのは面倒なので検証していないんですが、FS-A1でFS5500と同じように「若いスロット番号にメモリマッパーシステム対応の拡張RAM、それよりも後のスロットにメモリマッパーシステム非対応のメモリ」を配置すると起動できないところを見ると、単純に標準搭載メモリがメモリマッパーシステムに対応しているかどうかは関係ないようです。
ともあれFS5500ではメモリの増設有無に関わらず、アレスタ2は起動できるみたいですね。
もしかしたらFS5500は、SLOT#0-xにメモリがあると標準搭載のメモリは切り離す仕様なのかもしれません。検証方法が思いつかないので、確認できませんけど。
こうなると、せっかく拡張バスを持っているんですからFS5500にMSX-MUSIC相当の機能を持たせたくなるんですが、肝心のFM音源とMSX-MUSIC用のBIOSの入手が難しいんですよねぇ…。
FM-PACは持ってるけど、汎用性が高いからバラして使うのはもったいないし。
といってFM音源とBIOS入手のためにFM音源標準搭載のモデルを新たに入手するのももったいないし。
う~みゅ。
【'17/1/3追記】
YM2413が入手できたのでFM音源増設基板を試作しました。記事はこちら。
【'17/1/3追記終わり】