少し前にクラシックPC救済委員会で頒布されている16MBメモリカートリッジを入手したんですが、FS-A1WSXではちゃんと使えるのにFS5500とFS-A1ではうまく認識しないという状態でした。
元々動作確認済みリストに載っていないFS5500で動かないのはいいとして、FS-A1は動作確認済みリストに載っているのに動きません。
元々大変な状態で入手した個体を修理して使っているので、なにかトラブルがあるのかもしれません。
なにかいい確認方法がないかな~とずっと考えていたんですが、前にFS-A1のメモリを512KB化したときにお役ごめんになった128KBメモリ増設基板があるのを思い出しました。
そこでこれを再利用してRAMカートリッジを作ることにしました。
しかし実験用に作るMSXカートリッジの基板を自作するのはちょっとお金がもったいないな~と思っていたんですが(※)、電子部品通販M.A.D.さんでMSXカートリッジのユニバーサル基板を頒布されているを見つけましたので、さらにこれを入手しました。
※:両面スルーホール基板の製作を国内の業者に依頼すると、業者にもよりますが安くても1~2万円かかるのです。片面基板なら2000円のところがあるんですが、カートリッジ基板は片面じゃ作れませんしねぇ…。
なお、電子部品通販M.A.D.さんのサイトはこちらです。(リンク許可をいただきました)
○MSXカートリッジ基板
これがその基板です。
このままだとカードエッジ端子部分の基板の幅が、エッジコネクタの穴とぴったりすぎて全く遊びがなく抜き差しに力が必要でしたので、左右それぞれ0.25mmくらいずつやすりで削って遊びができるようにしました。
合わせてたった0.5mmの遊びですが、これだけで抜き差しが非常に楽になりました。
何事も余裕は必要ということですね。
あ、サイズがギリギリなのはFS-A1/FS-A1WSXだけで、HB-F1は普通に挿抜できました。
メーカーによって内径が若干違うようです。
○RAMカートリッジ基板完成
出来上がりました。
前に128KB増設基板を作ったときには128KB分のメモリしか載せていませんでしたが、せっかくちゃんと使うならということで基板本来の容量となる256KBにしてあります。
またこれだけではメモリマッパーレジスターがありませんので、カートリッジ基板上にマッパーレジスター回路を組んであります。
○FS-A1に装着
FS-A1に装着して電源を入れたところです。
ちゃんと認識しているようでアクセスランプが点灯しています。
○動作確認
例によって自作プログラムでメモリチェックしたところです。
ちゃんと16セグメントを認識しています。
ROMカートリッジスロットに挿しているので、プライマリスロットも#1になっています。
前に増設した512KBもそのままなのですが、ROMカートリッジスロットの方がスロット番号が若いので、ROMカートリッジスロットのRAMが使われています。
こうして自作RAMカートリッジは動いてますし、16MBRAMカートリッジが動かないのは相性問題なんですかねぇ?
さて、RAMカートリッジを作ったのはもう一つ理由があるんですが、それはまた別の記事で。



