以前、PC-88VA2にCF化したHDDを載せよう として失敗しました。
SCSIボードとCF変換基板の相性がよくなかったようなので一度諦めましたが、入手困難と思っていたSASIボードが入手できたので、再チャレンジすることにしました。
○SASIボード改造前

これがSASIボードです。
ROM以外は全てTTLの汎用ロジックICとディスクリート部品というところに時代を感じます。
まずはこのままアンフェノールフルピッチ<->アンフェノールハーフピッチのケーブルで変換基板に繋いで動作確認をしましたが、問題なく領域確保およびブートができました。
ですが、このままでは外付けになってしまいます。設置場所の都合もありますし、HDDの類は内蔵させてこそ華、ということで、ちょいと改造して本体内に収めることにしました。
本来私は元に戻せない改造はしない主義なんですが、さすがに今後SASIボードを再利用することはないと思うので、VA本体にHDD(CF)を内蔵させることを優先します。
まずは外付けケーブル用のコネクタを外します。
○SASIボードコネクタ撤去後

問題は変換基板を表と裏、どちらに付けるかなんですが。
PC-98/88VAの拡張ボードに載せる部品には約17mmの高さ制限があります。
以前 PC-386GEで同じこと をした際にはベースにしたのがセカンドバス対応のボードだったので問題なく表側に変換基板を乗せることができました。
しかし今回のSASIボードは汎用ロジックICでほぼ全面が埋められている上にROMはICソケットを使っていますので、高さに余裕がありません。
幸い88VA2は外見上三つある拡張スロットのうち一番下のスロットはコネクタが実装されていないダミーになっています。
そこで、一番下のスロットの空間を利用して、変換基板をSASIボードの裏側につけることにしました。
しかし、そのままでは変換基板を繋ぐことができないので、前回VAに使おうと思ってパターン設計をしてあったもののうまく動作せずお蔵入りになっていた接続基板を基板屋さんに発注して使いました。
○SASIボード改造後

接続基板は元々SCSIボード上にある内部接続用のパターンを流用して繋げる予定だったものなので、2.54mm(100mil)ピッチでパターンを作ってあります。
しかし、SASIボードに載っていたアンフェノールフルピッチのコネクタの脚は2.54mmでも2.00mmでもない特殊なピッチのものでしたので、スズめっき線を使って少し無理やり繋ぎました。
1本だと強度的に頼りないスズめっき線も2列×25本ともなるとそれなりの構造強度を持ちますので、変換基板を支えるには充分そうです。
○SASIボード変換基板搭載後

載せてみましたが、接続基板だけで充分変換基板を支えています。
後は電源をCbusの電源端子から配線して改造は終了です。
88VA2本体に装着して起動したところ、無事CFから起動できました。
○起動画面

以下備忘録。
基板設計データは変換番長固定基板.LZH内のTypeB。
【'16/1/17追記】
HDDアクセスランプにも対応しました。記事はこちら 。
【'16/1/17追記終わり】