先日動かなくなったドライブ の修理にチャレンジしてみました。

○修理用環境
ツインファミコンバラック

ディスクドライブの動作を確認するときに使っているツインファミコンのバラック環境です(笑)
前に部品取りのために入手した不動品のAN-500BKから、まだ使えそうな部品をサルベージしてたんですが、その中からメインボードと拡張端子C/Dに繋がっているケーブルを使っています。
電源基板は破損していて使えなかった(おかげで遠慮なく部品取りに使えた)ので、 電源部基板を置き換えたツインファミコン に元々載っていた電源部基板を流用しています(この電源部基板はNESRGBを外したときのために保存するので、新しい電源部基板ができたら こっちの記事 で作ったスイッチングACアダプタ用の電源部基板に変更する予定)。
こういう作業のときはドライブを直接見たいですし、ケーブルの抜き差しも頻繁ですし、ケースへの固定を都度行うのは面倒ですから、こういう状態の方がやりやすいんですね。

閑話休題。

このドライブは、ヘッドがメディアの最外周まで行けずに読み取りエラーを起こす状態だったんですが、いろいろ試しながら確認したところ原因が見えてきました。

○ヘッド移動検出スイッチ
ディスクシステムドライブ

ディスクドライブにはヘッドが最外周に移動したことを検知するスイッチセンサがあります。(写真の右の赤丸部分)
ドライブが起動すると、本来だったらこのスイッチを押し下げながら最外周まで移動してデータを読み込み始めるんですが、このスイッチに触れたところでそれ以上移動できず止まってしまっています。
ヘッドは写真の左の赤丸部分のバネの力によって最外周に移動するようになっているので、試しにこのバネを指で引っ張りながらディスクを起動するとちゃんと起動できます。バネの力とスイッチの力のバランスが崩れてヘッドが最外周にいけなくなったのが原因のようです。

このバネは待機状態では伸びた状態で止まっていますので、バネがヘタったんだろうと推測できます。
前述の部品取り用の機体に載っていたドライブは大破していましたが、一応バネやネジなどまだ使えそうな部品はサルベージしてあるので交換してみたんですが、現象は変わりませんでした。

さて、困りました。
現存しているディスクドライブはどれもこのバネは伸びた状態で保管されていたでしょうから、多少なりともヘタっているものと思われます。このバネの代わりになる新品のバネが都合よく手に入るとも限りません。

次善の策で、スイッチのバネを弱めてみることにしました。
このスイッチもバネを持っているのでそれを伸ばしてあげたところ、ヘッドがちゃんと最外周まで行くようになり、起動できました。10回ほど試しましたが全て起動できたので、とりあえずこれで大丈夫でしょう。

しかし、一方のバネが弱った分もう一方のバネを弱らせるなんていうのはただの対症療法でしかありません。根本的に直すにはこのドライブに合うバネが必要なんですが、市販品にそんなのあるのかなぁ…。

というわけで、一応動くようにはなったものの、根本対策にはなっていないのでした………(--;;;

【3/19追記】
その後もう一度試してみたら、また元の状態に戻ってました。やっぱり対症療法じゃダメですね…。
【3/19追記終わり】