今日はメンテとは違いますが、コンポジットビデオ出力やRF出力しかしかない昔のゲーム機をS端子でTVにつなぐためのアダプタを作りました。

といっても、RGB信号からS信号を作るだけのもので、ちょっと前までは普通にキットとして売られていたものです。いろいろあって、今はそのキットは売られていません。
メガドラやNEOGEOについては電波新聞社さんからXMDやXNEOという型番で専用のものが出ていたんですが、マスターシステムやPC-Eにはこのシリーズは出ていませんので、汎用的に使えるものを自作することにしました。

肝となる部分はCXA1645という型番のICが出ていますので、その周辺パーツやこれに入力する混合同期信号を作るためのIC(LM1881)とその周辺パーツを配置する基板のパターン図を作るだけです。ちなみにCXA1645自体は混合同期信号を入力しますがゲーム機によっては混合同期信号も出力端子に出ています。しかし、汎用的に使えるようにしたいためコンポジットビデオ信号から混合同期信号を取り出す方法にしました。

最終的にはちゃんとプリント基板で作るつもりですが、まずは回路設計やパターン設計が間違っていないか確認するためにユニバーサル基板で作成します。RGB信号の配線を水晶発振器の真下に通してたり、CXA1645への混合同期信号の入力をLM1881から直結していたりしているので、それでも大丈夫か検証する目的もあります。
なんとか74mm×47mmのユニバーサル基板に収めようと1週間ほど2.5mm方眼紙とにらめっこしていましたが、ようやく完成したため、その間に到着していたパーツを組み立てました。

○仮実装
仮実装

写真は入力用や出力用の端子の類を付ける前の状態です。仮実装なので、ここに空中配線で入力用のDIN8pプラグや出力用のS端子(メス)を配線してマスターシステムとTVをつないで見ます。が、うまく映りません…(--;
テスタで各所の導通を調べてみたら、LM1881の4番ピン(Gnd端子)につなぎこむスズメッキ線のハンダが浮いていました。これではCXA1645に同期信号が入りませんので、映るわけがありません(苦笑

ハンダ付けしなおして再度試したところ、ちゃんと映りました。よかった。
ただ、入力側の終端抵抗を入れているとPC-Eからつないだときの画面が暗いので、終端抵抗は入れませんでした。こうすると、マスターシステムからつないだときにちょっと明るくなってしまうんですが、暗いよりは明るいほうがいいかと思い、そうしました。本来終端抵抗は入れるべきなんですけどね。

さて、回路設計やパターン設計は問題ないようなので、プリント基板を基板屋さんに発注しましょうか。
#自分でもエッチングはできるけど、0.8mmの穴あけがメンドいから、基板屋さんにお願いします(苦笑

【9/1追記】
CXA1645のデータシート、10ページ目の「Application Circut」には誤記があります。
15番ピンが「Y OUT」、16番ピンが「C OUT」になってますが、1ページ目にある「Block Diagram and Pin Configuration」にあるとおり、15番ピンが「C OUT」、16番ピンが「Y OUT」が正しいです。
データシートを元に設計する方は注意しましょう。
【9/1追記終わり】