またまた更新滞りまくりですみません。。


先日はここでご縁のあった翻訳者様に、有料でFrameMakerのレクチャーを行わせていただきました。

お仕事につながったことは非常にありがたいお話ですクラッカー

やはり直接画面を見て説明するのが一番早いし確実です合格



さて、それとは別で先日受けたご質問のご紹介をしたいと思います。


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手紙Mさん(男性)

目次を作成したとき、作成された目次の一部に文字書式を設定すると、PDFにしたときに、その文字の部分にリンクが設定されなくなります。

例えば、目次を作成し、ページ番号部分だけ文字に色をつけた場合、ページ番号の前までは(タイトルやリーダー部分)にはリンクが設定されますが、ページ番号だけリンクがなくなってしまいます。

同じ目次に文字書式を設定しなければ問題なくリンクされます。
文字書式はリファレンスページで設定しても、目次作成後に設定しても同じようにリンクされません。

使用しているバージョンはFramemaker7、8です。
知り合いに頼んで他のバージョン(9、10)で試してもダメでした。

解決方法がありましたら教えてください。

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ということだったのですが…

以下が私の回答です。


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残念ながらこれはFramemakerでは避けられない問題となっています。
文字情報が切り替わるところで、リンク情報も切り離されます。

よって最終的にAcrobatでリンク枠を延ばすという作業が必須になってしまうのです…


ちなみに、インラインアイコンなどの画像であればリンクは切れないので
ノンブルを色付けするかわりに、指アイコンなどを入れて差別化するなど
みた目を工夫するような提案をさせていただくことはあります。


ただ生成のたびにアイコンなどを入れるよりも、最後に一度Acrobatで伸ばすほうが工数が楽であることもあり、
Framemakerが見た目に凝ったものをつくるのに向かないという理由はここにあるのだなとあきらめています。

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つまりFrameMakerでは“できないこと”(Acrobatなど別のソフトで処理すべきこと)と認識しています。


いや、できるよ!!という情報をお持ちの方がいらしたらぜひコメントをお願いします!




この程度のご質問は無料です!

紹介させていただき、回答をみなさんでシェアすることで、
すこしでもみなさんの業務効率化のお手伝いになれば幸いです。

なにより自分が勉強になりますメモ


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更新が滞っていておりました~


最近お問い合わせいただいたやりとりをシェアさせていただきますね!

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手紙Nさん(女性)

FrameMaker+SGML 6.0を使っています。

何ページもある取説のデータ上で、校正中に気になった箇所に色をつけていく作業をしています。
そのときに、たとえば赤とか色を決めて、色付けしたい言葉を選択した状態で、一発で色を変更することは出来ないですか?

いちいち(Ctrl+Dで文字書式のダイアログを出して
色を選択して「適用」を押す)とやっていると、作業に時間がかかってしまいます。

もし簡単な方法があったら、教えて頂きたくメールさせていただきました。




私の回答ですロボット

この度はご相談ありがとうございます虹

そのような作業には「コンディショナルテキスト」の使用が有効です。

①メニューのスペシャル-コンディショナルテキスト-commentを選択し、
コンディションタグを編集をクリック

②スタイルを設定(デフォルトでは下線付の赤などになってます)

③1箇所テキストを選んで適用する

④3のテキストを選択し、右クリック-特殊コピー-コンディショナルテキスト設定をコピーを選択

これでクリップボードにコンディショナル設定comment(下線赤色)のスタイルのみがコピーされますので

あとはどんどんペーストしていくだけです。
(commentというコンディショナルタグがつきます。)

この設定は名称変更もできますし、追加も検索も可能です。
リストで抽出することもできます。


コンディショナル設定は、通常は似たような内容のマニュアルを2冊作る場合に、一部のテキストを差別化する目的で使用されますが(仕向け地が違う場合など、型版を二つ入れておき、片方を隠すことができます)、カスタマイズしやすいため、私は制作時の文字書式がわりにもよく使用します。

また、MIFにした際にタグとして残るため、
翻訳展開時のアテンションなどにも便利です。(訳さない単語につけるとか)

是非やってみて下さい★


さらにお返事をいただきました手紙

お返事ありがとうございました。
教えて頂いた方法を試してみましたところ、うまく出来ました。
これで仕事がかなり楽に出来そうです。

ただ、もうひとつわがままを言わせていただきますと、
この方法だとCtrl+vで色は変わりますが、2色以上を使い分けることは無理ですよね。
設定はいくつも出来るようですが、一つの設定を特殊コピーしている間は
1色しかペーストできないってことですよね?

たとえばExcelなどのマクロのように、ファンクションキーに色を割り当てるとかそういう機能はないでしょうか?

それから、メニューの下のメニューボタンバー(?)に塗り色設定のボタンを追加したりすることはできませんか?



さらに私がお伝えした回答ですロボット


なるほど…
エクセル的にぽんぽんと塗りたいのですね。
FrameMakerには残念ながらそういう標準機能はないと思います。

自分が似たような作業をする場合は、おそらくファイル内で用語検索してクリップボード内容に置換していく、という方法をとるので、一旦持った色をころころ変える、という必要性を感じたことがありませんでした。
(これは作業の目的の違いによるものなので、このやり方がそのまま通じるのではないと思いますが)

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というわけで完全に解決には至らなかったのですが(ちょっと残念しょぼん


ちなみに文字書式のペーストもできますが、
フォントや文字サイズが変わってしまうのでこういったマーキングには使えませんね。



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なにより自分が勉強になりますメモ


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たとえばBoldやらUIやら、文字列を強調するために文字書式を掛ける場合。


モノクロマニュアルであっても、カラー設定虹をうまく使うことをおすすめします!



変数などにもカラーの情報をいれておくと、
この用語が変数で作成されているのかどうかなど、原稿作成者にとってもpdf上で一目瞭然です。


印刷仕様にするのは、下版直前でいいと思うのです!!


それまでは編集メンバーで扱いやすいように、見た目を工夫して
なるべくお互いの負担を軽くしましょう音譜

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たとえば、Quick Start Guideをquick start guideに変更したい場合!

多言語作業ではよくある修正指示ですね。


q s g を手入力なんてばかばかしいですね!入力ミスしたら面倒です。メラメラ


ここは「Quick Start Guide」を選択し、Ctrl+Altを押しながら[l(エル)]をタップしましょう。

選択文字列をすべて小文字に変換が可能です。

他にも

頭だけ大文字にしたい場合は[c]

全部大文字にしたい場合は[u]


で対応できます。


単純な修正は、時間をかけずにサクサク進めましょう時計

時間をかけるべきところは、他にたくさんあるはずです!


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DTP作業において、イラストファイルの管理は非常に重要です。

納品時にリンクが切れていたりしてはNGですし、使っていないEPSがたくさん残っているのは、容量の無駄遣いです。ドクロ


ブックにリストファイルを追加することで、本文で使用しているイラスト一覧を作成することはできますが
残念ながらFrameMakerソフトにイラストを整理する機能はついていないのです。


このファイルと、該当フォルダのファイル名をぶつけて、処理する方法がありますので
納品前にイラスト整理したいかたは、どうぞご相談ください★



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