「Bean to Bar 」という、みずからカカオ豆を焙煎してチョコレートに仕立てる流れも、このバレンタイン間近に、最近の雑誌でも広く(そして予想より早く深く)特集が組まれていますね。
美味しいものへの日本人の関心度の高さ、敏感さに驚いています。

さて、そんなBean to Barの渦の中で、カカオ焙煎からのチョコレート作りをしました。


ショコラティエ・バリスタ Eちゃんの自宅に、クララのお友達とぴよぴよちゃんを連れて、女子4人でのカカオ会です。
 

{6899A2D9-6B0F-44A5-AF3F-67AD84436587:01}
 
今日の主役「コロンビア アルアコ」300g

水洗いして、表面の汚れを軽く流してから
フライパンで煎っていきます。(オーブンがないので今回はフライパンです。)
 
{DD4B9D58-8A09-4270-A2D1-4F8ACB226788:01}
 
焙煎 12~3分

煎りムラのないよう、木べらで撹拌しながら、火をいれていきます。
かすかに「パチパチ」とファーストポップのようなハゼ音が。でもコーヒー豆のような激しい色の変化はありません。
手で簡単に皮が剥ける迄、煎ります。

ここでの火入れで、カカオの酸味と苦みのバランスが決まります。
味見しながら「そろそろかなぁ?」「もうちょっとかなぁ?」素人女子4人で煎り止めのポイントを探します。

(はい、これ、ちょーーーー楽しいです!!!!)

 
{ACB96BB8-9BC1-4AA0-ABDC-A6A5DE3F6301:01}

焙煎し終わったら、あら熱をとり、むきむきしていきます。
この剥きながらのお喋りがまた楽しいですよね。
 
{AF88D017-6A92-45B9-925F-C90EC85EBA89:01}

むいたあとはこんなカカオ豆になります。


そしてフードプロセッサーで撹拌。
 
{158277E0-A696-49A4-9978-A2BA37FFEF83:01}
撹拌 35分
グラニュー糖は今回も30%
{4F8C2100-0A30-4AC9-9A45-ED5F39BBDA6F:01}

ざらざらした見た目から

すこしずつオイルがにじみ出て
 
{93789CF9-C657-429D-87D1-80D5FF0321AD:01}


とろっとしたチョコレートに変身。
 
{4F121162-2776-4D6E-869F-D70122F3C884:01}


グラニュー糖のざらつき感も、お好みです。どこまで撹拌するかでざらつきが違います。

チョコレート専門店ではないので「コンチング」作業は出来ません。独特の舌触りを楽しんでいただくチョコレートです。

そうしてスプーンで型に流し入れます。
 
{A2B953B8-148D-4CCC-B7FC-BDFD500C0122:01}
冷やすこと1~2時間
あとは待つだけ。
 
{6AFACF53-672E-44D8-B255-D8C867A512F5:01}
シンプルなチョコレートづくりです。
私が面白いのは「焙煎」する工程ですね。

さらに、
実はあまりチョコレートが得意ではなかったクララが、いつのまにかチョコレートの世界にはまっているのは、

「香り」

が素晴らしいからです。(つづく)