のんびり近江鉄道(4)より

 

八日市駅構内の『近江鉄道ミュージアム』訪問と東近江市市街地の“ろか探”が完了し、次の目的地である近江八幡へ向かいます。

 

途中下車

 

“ろか探”結果に満足し、再び八日市駅へ戻って来ました。ここから近江鉄道・八日市線の電車に乗って、近江八幡駅へ向かいます。ちなみに貴生川(きぶかわ)駅から八日市駅まで乗ってきた電車は近江鉄道の本線でして、おさらいも兼ねて簡単な地図を載せておきます。

 

 

八日市駅に着き、近江八幡駅行きの黄色い電車が待つホームへ向かいます。午後の天候不安定予測を踏まえ最終目的の近江八幡へ早めに着いておきたいという気持ちもあるのですが、途中で寄り道したい場所がありました。「武佐(むさ)」という駅で下車します。

 

 

武佐駅は近江八幡駅の一駅手前(東側)にある駅で、国道8号と国道421号の交差点傍にあります。場所が分かるように、Google mapを貼っておきます。

 

 

武佐駅は木造の簡易的な駅舎のみで、イメージ通りのローカル駅だと感じました。

 

 

ただ構内は2線対面のホームになっていて、自分がイメージしていた“単線のローカル駅”と異なる部分もありました。

 

 

なぜこの駅で下車したかと言うと、そりゃもう“ろか探”しかありません。事前のネット上リサーチで、この武佐周辺に小学生が作成したオリジナルキャラの“飛び出し坊や”がいるとの情報を得て、せっかく近くを通るのであれば立ち寄ろうと思ったわけです。

 

先に書いた通り先を急ぎたいことから、寄り道時間を1時間と制限しての散策開始です。

 

旧中山道の宿場町

 

武佐は“旧中山道”の宿場町として発展したところで、国道8号と並行して走る旧街道沿いには「武佐宿本陣」など歴史を感じさせる建物も見られます。

 

 

何やら象の描かれた案内看板がありますが、1728年に輸入された象が、翌年に武佐で一泊したことを伝えています。大坂から京を経て中山道へ・・・象はどちらへ向かったのかが気になります。(看板に書かれてませんでした)

 

“ろか探”結果は例の如く「弊サイトでの後日ご報告」となるのですが、制約とした1時間内で徒歩にて回れる範囲において、残念ながら期待するほど収穫はありませんでした。事前リサーチではさすがに詳細場所まで判明しなかったこともありますが…数多く見つけるには、自転車が必要ですね。

 

近江八幡駅到着で行程終了

 

本当に天候悪化になるのか疑いたくなるような青空の元、それでも天候急変も考えられるので、そそくさと武佐駅へ戻り近江八幡駅行きの電車に乗り込みます。

 

そしてわずか数分で、近江八幡駅の近江鉄道ホームへ到着します。

 

 

あ、駅名標にライオンズのマークが描かれてますね。(1)で近江鉄道について「西武グループに属している」と書いてますが、すっかり頭の片隅に追いやられてました(汗)。

 

 

待合コーナーで、“I'm at 近江八幡”と仰られてますが…

 

西武ライオンズ選手看板の出迎え(?)を受けて、近江鉄道でのプチ旅も終わりを告げます。ただこの後の行程においても、西武グループから逃れることはできませんでした。

 

天候悪化前に“ろか探”完了させるため、市内某所までの所要時間を圧縮すべく、片道はバスを利用することにしました。その際に利用したバスが、近江鉄道グループの「近江鉄道バス」でした。まだまだ、西武グループの掌中でのプチ旅が続きます。ただこの先は、例の如く“別の場所でいずれか”。

 

 

ご存知の方も多いと思いますが、西武グループ創業者である『堤 康次郎(つつみ やすじろう)』氏が近江鉄道沿線の愛荘町出身という事もあって、滋賀県には西武グループの会社が結構展開されています。念のため書いておきますね。

 

補足:天候悪化がどうなったか

 

天気予報は偉いですね。

近江八幡市内散策中に、急に風が強まるとともに雲が多く流れてきました。近江八幡駅を出て2時間後には雨が降り出したのですが、散策の終盤だったので影響なしでした。急ぎ足での散策しててよかったです。

 

ではでは

 

のんびり近江鉄道(おまけ)

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