暗峠のすっきりしない話(2)より

 

今回は第3回ですが、普通に道レポートとして進めていきます。いわゆる「起・承・転・結」の「承」の部分。「ならば第4回の時に読みますわ」となるかもしれませんが、まぁ今回もお付き合いください。第4回は確かに「転」なのですが、そんなに派手な「転」ではありませんので(汗)。

 

 

前回のレポートに書いた通り、暗峠を訪れ「1.3m」標識と「この先30m先 転回不能」補助標識と対面しましたので、当然ながらその場所を見てみようということになりますよね。さて、標識のあった場所と、ターゲットとなる30m先がどのあたりになるのかを、国土地理院地図で確認しておきましょう。

 

 

標識のあった位置が赤の三角形()で、地図の縮尺を参考に当ててみました。30mとなると、地図上に記した」あたりになるでしょう。地図上でも少し見辛いのですが、ここはちょうど大阪府と奈良県の府県境に当たるところになります。というわけで、この地点を観察します。

 

 

まぁ、道幅は広くは無いです。幅は1.3mなのでしょうか?比較対象が無いので判り難いですね。まぁ、しばし観察を続けましょう。・・・と思ってたところに

 

 

あ、一台「比較対象」が通過しました(笑)。まぁ、最初から分かってた結果ではありますが(汗)。幅1.7m近くある自動車が走り抜けていきました。少なくともここが「1.3m」ではなかったようです。しかしながら、「転回不能」は合ってますね。ただ、このポイントじゃなくとも、暗峠越えのほとんどの区間が転回不能ではないかと思うのですが気のせいでしょうか。

 

念のため、このポイントより先(府県境から奈良県側)を確認しておきましょう。

 

 

道幅広いですね、ここなら転回できそう(笑)。ただその先は標識が示している通り、また道幅が狭まるようです。“ようです”と書いたのは、この日はその先まで足を運んでいません。ここまでのアプローチの都合上、長居ができません(謎)。ただ他の暗峠レポートを拝見しますと、確かに道幅狭い区間があるらしいのですが、プチバイパスがあったりして少なくとも「1.3m幅」は存在しないようです。実はこの辺りが、次の回の話に絡んできます

 

というわけで現地の観察を終え、自宅へ戻って「暗峠」のレポート(Webページ)を作成し2002年にアップしました。

 

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