夏の記憶は、冷やしあめの味 | ゆらゆら日和

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揺れながらも私らしく。
40代の日々。


おはようございます、アキモクです。


スーパーでの買い物中、ふと目に留まったのは、パックジュース型の冷やしあめ。

あ、まだ売ってるんや──そう思った瞬間、記憶の扉がひらきました。


幼いころの夏。

夕方になると、祖母と連れだって、近所の銭湯へ歩いて行きました。

暑さが残る夕暮れどき。お風呂に入る前からもう汗をかいていて、早く入りたいなあと思いながら、祖母の歩幅に合わせて歩いていました。


銭湯のすぐそばに、小さなお店がありました。

今はあまり見かけない、ぐるぐると中身が回る冷やしあめの容器。

当時は50円。

おばあちゃんがいつも買ってくれて、お風呂あがりにそれを飲むのが、何よりの楽しみでした。


ほてった体に、キンキンに冷えた冷やしあめがスーッと沁みていって、

ちょっとだけピリッとするしょうがの風味と、やさしい甘さ。

店の小さな窓辺には風鈴が吊るされていて、涼しげな音を立てていたっけ。

ちょっと薄暗い店内と、その音と、その味──


全部がまるごと、あの頃の「夏」でした。


買い物カゴに冷やしあめを入れて、ふと立ち止まった。

おばあちゃんとの時間が、ふわりとよみがえった瞬間でした。



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