おはようございます、アキモクです。
スーパーでの買い物中、ふと目に留まったのは、パックジュース型の冷やしあめ。
あ、まだ売ってるんや──そう思った瞬間、記憶の扉がひらきました。
幼いころの夏。
夕方になると、祖母と連れだって、近所の銭湯へ歩いて行きました。
暑さが残る夕暮れどき。お風呂に入る前からもう汗をかいていて、早く入りたいなあと思いながら、祖母の歩幅に合わせて歩いていました。
銭湯のすぐそばに、小さなお店がありました。
今はあまり見かけない、ぐるぐると中身が回る冷やしあめの容器。
当時は50円。
おばあちゃんがいつも買ってくれて、お風呂あがりにそれを飲むのが、何よりの楽しみでした。
ほてった体に、キンキンに冷えた冷やしあめがスーッと沁みていって、
ちょっとだけピリッとするしょうがの風味と、やさしい甘さ。
店の小さな窓辺には風鈴が吊るされていて、涼しげな音を立てていたっけ。
ちょっと薄暗い店内と、その音と、その味──
全部がまるごと、あの頃の「夏」でした。
買い物カゴに冷やしあめを入れて、ふと立ち止まった。
おばあちゃんとの時間が、ふわりとよみがえった瞬間でした。
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