ウォシャウスキー兄弟監督により、2003年に3部作で完結した『マトリックス』シリーズでしたが、このたびラナ・ウォシャウスキー監督によって新作が発表されました。

 

 すばらしい!!!!!!! の一言。

 

 前作を知っている人たちにはもちろん、知らない人にも分かりやすい作りをしています。

 知っている人には、懐かしい顔ぶれやシーンが満載(トリニティのエビ反りバックキックには興奮)。

 知らない人にも、全く問題なく楽しめます。そして、見終わった後で過去作品を観たくなるような作りになっています。それは、前作よりもさらにキャラクターの描き方が魅力的になっていることです。前作で、主人公ネオの敵だったエージェント・スミスが、今回はネオの導き手であり、大事なところで戦局を分ける存在となっています。

 

 ラナ・ウォシャウスキー監督は、「今作は新たなシリーズの始まりではない。」としていますが、そんなこと言わないで作ってほしいです。