村上春樹氏がイスラエル賞を受賞した模様が
朝のニュースショーで紹介された。
愛読者としてはうれしいけど、常々極力人前に姿を現さないように
している氏が決意したものを想像し、複雑な感銘を受けた。
以前雑誌「ランナーズ」のツアーに参加した時、編集の方に
氏のファンであることを告げると
「村上春樹さん、ううむ、彼は走力ありますからね」とまるで
「筆力ありますからね」と同等のように呟いたのが
印象に残っている。
タイトルの箴言は氏の言葉ではない。
村上朝日堂のHPで紹介されていた言葉である。
「虎の威を借る狐」
辺りが近いかも知れないが、上手くあてはまる
言葉が見つからない。
次回のジョギングの時、退屈凌ぎに
考えるといいかも知れない。