昨年ですが、頬のホクロ(直径約2ミリ)を2か所レーザーで除去しました。ホクロ除去は予想以上にお金と時間がかかりましたので、今後検討している方の参考になればと思います。
■リスク
多くのクリニックはホクロ除去のメリットを強調しており、傷跡が残るリスクは控えめにしか説明していません。目立つ傷跡(ケロイド、肥厚性瘢痕)になるリスクは年齢、体質、傷の深さ、部位等で変わります。肩や膝など伸展部位は傷の治りが悪い場所の定番で、顔だと口周囲(特に鼻下は要注意)がリスクが高いです。私の場合、頬の2か所のうち1か所がほうれい線に近く、口を動かすと傷が伸展してしまい、瘢痕治療に時間とお金がかかりました。
■除去の予算
レーザーでのホクロ除去は、直径2ミリ程のサイズで1個5,000~15,000円が相場です。多くの場合、除去後2週間はハイドロロコイドテープが必要になります。ホクロ除去料に含まれている場合と、テープ代が別途1,000円弱必要になる場合があります。
■除去後の予算
私は瘢痕治療(通院+処方箋調剤)に半年弱で約10,000円(保険適応後の自己負担分)、傷跡ケアに医師推奨のレチノール入り基礎化粧品に約50,000円かかりました。傷跡ケアに使った基礎化粧品は顔全体に使えて、薄いシミやくすみにも効果が実感できたので取り入れて良かったと思いました。
■半年以上経った現在の傷跡
ノーメイクだと何となく赤く(薄いニキビ跡みたいな感じ)、薄化粧すると殆どわからない程度になりました。私は昔から気になっていたホクロがなくなって除去して良かったと思いますが、シミ取りの感覚でホクロ除去をする人には慎重にとアドバイスしています。色白の人、キメが細かい肌の人、ホクロ以外のシミが殆どない人は傷跡が目立ちやすいので注意です。
来月は久しぶりのヨーロッパ某国へ行ってきます。楽しみです。