年号が「令和」に改元され注目されているのが
典拠となった万葉集の一節の舞台とされる太宰府市です。
長い歴史のある街ですが、
観光客の多い太宰府天満宮に近い住宅街には
民家の前の空きスペースに、3,4台停められる
駐車場が所狭しと並んであり、
休日には呼び込みをしています。
そこを通る度に「太宰府の土地を手に入れて、不動産収入が欲しい。」
と、つぶやく我が夫。
一方、その近くに実家のある友人は
「9月~3月までは、合格祈願、七五三、
初詣、厄除け、合格のお礼詣りと参拝客が多すぎるし、
海外の観光客も年々増えているので
渋滞がひどく、気軽に帰省できない。」と言います。
今年のGWは、令和ブームで大賑わいでしたから
太宰府の渋滞は一年中続くかもしれません。
一方、4月中旬に話題になっていたのが千葉県のある貸家。
不動産紹介サイトによると、
「建築は推定1710年代、
江戸では大岡越前が活躍したころとの事です♪
築300年以上でこれだけ状態の良い物件はなかなかありません。」
とあります。
(2019年5月7日現在、まだ借主は決まっていないようです)
新築、築浅、駅近で検索したら
まず見つからない物件です。
「建物構造:平屋、木造」とあります。
「それはそうでしょうね」という感想しか思い浮かびません。
「厩や蔵の使用については要相談」とも書いてあります。
「築年月1700年1月(築319年4ヶ月)」は推定のようで、
気になる家賃は12万円だそうです。
田舎に住んでいる親御様が実家を売却して
都会のお子様の近所に引っ越してくる、
というケースが増えています。
ですが、その逆が
もっとあっても良いのかもしれません。
田舎といわれる場所や、古い不動産でも
活かす方法が、これから増えそうですね。
収入を増やす選択肢として、
また相続対策(節税・納税資金・遺産分割)を踏まえて
金融資産と不動産のバランスが
大切な時代になるでしょう。