老後までに本当に3000万円貯めないといけないの? | 福岡粕屋のお金とココロのゆとり100倍計画

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「どこから手をつければよいか」を単純明快に解説します
福岡市の隣町である粕屋町在住のお金の専門家です。

こんばんは!


あなたのマネーコーチ 福岡 粕屋のファイナンシャルプランナー FP吉田麗子です。


たまには夜ブログでも。


以前、私も「年金をもらう前までに3000万円貯蓄しましょう!」と表現していました。メルマガ等で。


ブログのタイトルがそうだったこともあります。FBページも(反省)。


惑わせてしまった皆さま、申し訳ありません!


ところで、今でも、老後までに3000万円貯めましょう!というのは、色んな所で見かけます。


でも、これが実現できそうな人って・・・多くはないな、というのがご相談をお受けしていての実感。


では、老後生活費を準備するのを諦めるか・・・というわけにはいきませんよね。



例えば、3000万円が無理でも、1000万円老後生活費として確保できたとします。


それを、年間6%の分配金が受け取れる債券に投資したとします。


1000万円×6%=60万円 分配金が受け取れます。(もちろん、債券価格は動きますし、常に分配金の利回りが一定とは限りません)


60万円÷12ヶ月=月5万円という計算ですね。 公的年金では足りない分をカバーするのには、心強い金額です。


運用がうまくいっている債券の分配金は、取り崩しているわけではないというのがポイント。


仮に3000万円貯蓄ができたとしても、それを取り崩す状態では、水瓶の水を飲んでいくので、量が減っていく不安にかられます。


でも、1000万円だとしても、分配金を受け取る仕組みづくりができれば、水瓶からこぼれる水を飲んでいるだけなので、量が減っていく心配はかなり軽減されます。


3000万円貯蓄を増やして、取り崩すパターンは、勾配の激しい山。


1000万円の老後生活費を確保して、分配金を受け取るパターンは、ならだかな丘。






ご自分に合う方法を見つけて、それに向けて準備していきましょうね!