こんにちは。夜中に酔っぱらいダンナくんの愚痴を聞いている、保険の卒業をお手伝い!FP吉田麗子です。
前々回、自動車ローンのブログ で、「預貯金=金融機関にお金を貸している」と書きました。
後日詳しく書きます、とお約束しましたので、新年早々約束を破るわけにはまいりません!ちゃんと書きます。
私たちのお金⇒金融機関の預貯金、という流れのお金。
このお金は、金融機関に「保管」されているわけではありません。
もし、保管だったら、保管手数料や管理料が徴収されるでしょう。
このお金は、金融機関⇒お金を借りたい人、企業、地域、国へ渡ります。
そして、お金を借りたい人、企業、地域、国⇒金融機関へ、借金が返済されるときに、プラスαで、利息が支払われます。
その利息の一部が、金融機関⇒私たちに支払われます。
現在だと、普通預金の金利が0.02%前後ですが、それです。
ということは、私たちが預貯金に入れたお金は、間接的に、色んな人や、企業、地域、国へお金がわたっているのです。
もっと、分かりやすく言うと、預貯金にお金を入れただけですが、国債や、地方債や、株式にお金が流れているということです。
ちなみに、H22、12末の時点で、日本の国債の保有率は、銀行等がトップで45%、次に生損保等が20.2%(保険料として払ったお金も、国債に流れています)、その次が公的年金(年金保険料も、国債へ)で10.3%です。
(日本銀行「資金循環統計」より)
「日本の借金はどんどん膨れ上がっているのに、誰がそんなに買ってるの??」と思っていたアナタ。実は、あなたもその一人です。
というお話でした。
「いいね!」は押しづらいですよね。「ぎょっ!」とか「げっ!」とか「そんな・・・」というボタンをどなたか作ってください(笑)。そしたら、たくさん押してもらえるかもしれませんね。
*****************************************************
FP事務所シナリオでは、現在、講師業をあまり行っておりません。
その代わりに、個人の家計相談で、今回のようなお金の勉強時間を入れております。
詳しいお問い合わせは、コチラまで。
FP事務所シナリオ TEL&FAX 092-410-7683 scenariofp@yahoo.co.jp