Twitterなどで話題となっている"ピピフレーム"とは。

FPVマイクロドローン、Tinywhoopなどで検索し、ゴーグルをつけて操作するFPVドローンに夢中になり始めると、どうやらFacebookやTwitterなどでFPVドローンの情報が豊富にやり取りされていることに気が付いた方も居られるのではないでしょうか。

そんなSNSで話題となった2021年春に新発売されたピピフレーム。

興味本位でフレームを買ったはいいが何に向いているのか。オススメ仕様はどういったものがあるか。など、気になるピピフレームについて少し触れて見ます。

製造主は元々関西出身の正真正銘、日本人である通称PiPi（ピピ）さん。

KTTBS所属で過去にも完全DIYなピピテナという5.8Ghz帯のFPVゴーグルアンテナを制作したりクリエイティブな一面を持つFPVな方。なんと言っても特筆すべきは純日本製というドローンのフレーム。ドローンメーカーといえば、中国本土のBetaFPVや香港のTeamBlackSheep、アメリカのNewBeeDrone、Tinywhoop本家、などなど海外ばかりが目立っていますが、このフレームは日本人による日本人のための？いや、日本人が世界に発信する国産ブランドと言うこと。

話は戻って、ではピピフレームとは？ですが、正式名称は「DEADCAT FRAME 3"」と言い、猫がぺったんこになった様な形状からついたネーミング。少し前にTOOTHPICK（爪楊枝）というFPVマイクロドローンが話題となったのをご存知の方も居られると思いますが、さらに、それを軽量化かつパワフルにしたBABYTOOTHがその後に出てきて話題となりました。

爪楊枝自体は２〜３セルのバッテリーで飛ばすイメージだったのに対し、ベイビートゥースは１Sで飛ばすイメージで、一昔前の　"１Sはパワーに欠ける"　と言ったイメージを吹き飛ばす勢いでした。

そのベイビートゥースを進化させた様な、"ペラの写り込みを軽減"したデザインと"飛び"を考慮した制作者の完全オリジナルフレーム。

最も威力を発揮するシーンは実はHDではなく、通常の5.8Ghz帯のアナログFPVで"飛び"そのものを楽しむスタイル。

HD機にして綺麗な映像と共にとイメージしがちだけど、

本来の醍醐味は

「いかに軽量化」しつつ

「最高の飛び」を意識

したビルドをするか。

これこそがピピフレームの正体ではないかと思います。

（私の勝手なイメージなので、他の意見もバンバンご指導願います）