子どもの教育費をつみたてNISAで準備するのはどうですか?質問回答 | 【FP解説】貯金ができる!シンプルに家計を管理する方法

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おはようございます。群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。

今日も自分のできることをたんたんとやっていきたいと思います。

 

「子どもの教育費をつみたてNISAで準備するのはどうですか?」と質問いただくことがあります。

 

子どもが生まれてすぐ大学の費用を準備するとしたら期間は18年もあります。

 

ここはいいのですが、問題は貯めたお金を使うのが4年間に集中することです。

 

もし、この時期にリーマンショックのような経済危機が来ていたら…と思ってしまいます。

このとき、アメリカNYダウは回復までに5年ほどかかっています。

もし、子どもが大学に進学する時期、持っている投資信託が下がっていたら、収入や手持ちの別の貯金でカバーできるという人はこれでもいいのかもしれません。

有名人が本やYouTubeで「貯金は全額つみたてNISAで」ということがあります。

 

でも、その人は収入が高いから大丈夫なんだと思います。何かあったら毎月、毎年の収入から出せてしまうので。

でも、ぼくも含めて一般の人が全額をつみたてNISAで準備しているような場合は困ってしまいます。

 

最悪、教育費が出せないという状況になってしまいます。

 

・・・

つみたてNISAは、長期でつみたてて、老後などに長期で少しずつ取り崩すことが基本的な使い方だと思います(貯めるときも使うときもリスク分散できる)

教育費など短期間で使う目的がある場合は注意が必要です。対策としては、

・全額つみたてNISAで準備するのでなく、定期預金や個人向け国債、学資保険などと組み合せる

・投資信託が比較的高くなった時期に一部を現金化(定期預金などに)する(ただ、これ、そう簡単じゃないです)

・割り切って教育費にはつみたてNISAは使わないと決める(これも全然あり)

投資は自己責任で。自分の考え方や状況にあった方法で投資信託は活用したいですね。

 

 

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ファイナンシャル・プランナー(FP)
牛込伸幸
CFP・FP技能士1級
https://fpushi.com/
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※当ブログは投資の勧誘を目的とするものではありません。筆者の経験と知識に基づく考えを掲載したものであり、私が所属ないし関係する機関、組織、グループ等の意見を反映したものでありません。あくまでも参考情報であり、最終的な投資の判断は自己責任で行ってください。掲載された情報をもとにして投資その他の活動を行い、その結果損失をこうむったとしても、当方は責任を負いません。