住宅ローンの変動金利は、金利の上昇によって返済額が増えるリスクがあります。
このリスクを減らす方法として、以下の3つが考えられます。
1.固定金利に変更する(または借り換える)
2.繰り上げ返済をする(元本を減らす)
3.ミックスプランを利用する
この中でも、今回私が解説したいのは2の「繰り上げ返済をする(元本を減らす)」です。
厳密に言いますと、別に繰り上げ返済に拘っているのではなく、
ポイントになるのは【借入残高】です。
例えばなんですが、
1億円の1%って、100万円です。
これが4%になると、400万円。
経済力にもよると思いますが、かなりの金額ですよね?
利息で毎年これだけ支払うのは、中々大変だと思います。
では、
100万円の1%は?
1万円です。
これが4%になると、4万円です。
どちらも同じ4倍なのですが、
我々に与えるインパクトは、全く違いますよね?!
これは、住宅ローンにも言える事で、
借入残高が少なくなるほど、金利上昇による影響は小さくなります。
「変動金利」を選択するか、「固定金利」を選択するかで迷われる方は多いのですが、
如何に元本をはやく減らすか
そもそも借入を減らすか
という視点からも、返済計画を考えてみて下さい。
単純に、変動金利はリスクが高いから.....と考えるのではなく、
「確かに、変動金利は金利変動リスクがある。
しかし、設定金利が低い分早く元本が減少するので、金利変動によるリスクは年々下がっていく。
また、固定金利と変動金利の返済差額を貯蓄しておき、金利が上がりそうなら繰り上げ返済を行えばよい。
もしくは、そもそも購入物件価格を見直す、自己資金を余裕のある身内から借りる・貯蓄しておくなどの手段を用いて、金融機関からの借り入れを減らしておけばよい。」
というように、あらゆるパターンを論理的に検証しておくことが、
自分に合った良い住宅ローンを選択する一歩でもあります。
金利変動リスクは、一定程度コントロールすることも可能なのです。
不動産は、非常に大きな買い物です。
そして昨今、都心部での不動産価格はとてつもなく上昇しております。
ファイナンスに対する知識を増やし、
責任を持って返済手段を検討できるようになる、ということが
増々大切な時代になってきております。
