みなさん、こんにちは。
今日も前回からの続きの
「共働き世帯における、住宅ローンの考え方」その2
をお伝えします。
今回は僕らFPの勉強会等でも、
実際にあった家族の話として聞いていますし、
起こりうる可能性が高く、特に気を付けていただきたいポイントなので、
今回だけでもじっくり読んでください。
前回のB家族の、
夫婦と子供3人で世帯収入が夫婦共に給与収入で300万円、
合わせて600万円の家族がで奥さんが亡くなったケースでしたね。
このような家族で「ご主人さん単独名義」で住宅ローンを組んで
万が一奥さんが亡くなると・・・・
1・世帯収入が600万円から300万円に減る
2・住宅ローンはまるまる残る
3・遺族年金はほとんど見込めない
4・生命保険金が少ない
ということが起こります。
順にご説明します。
1・の‘300万円に減る‘は世帯収入で考えた場合、今までは600万円で
生活やライフプランを考えていたのに一気に収入が半分になってしまいます。
しかも子供がまだ小さかったりすると、いろいろと手がかかり、
満足に仕事ができず、収入の300万円を維持することも
難しくなるかもしれません。
2・の‘住宅ローンが残る‘は、前回の説明の「団体信用生命保険」
(以下団信)はあくまでも、債務者(借主)さんが亡くなった場合、
住宅ローンが消滅するという制度です。
奥さんが亡くなっても、住宅ローンは払い続けなければなりません。
次に3・の‘遺族年金が見込めない‘は特に注意のポイントです!!
現行の遺族年金制度は、特に遺族基礎年金部分の受取条件は
「子のある妻」という定義があります。
どこにも
「子のある配偶者」とは書いてありません!!
このあたりは、たまに国会でも議論されますが、現行の遺族基礎年金は
「子のあるご主人」には支給されません。
なので働いていた奥さんを亡くしたご主人さんは
2階建て部分(厚生年金は2階建てになっています)の
‘遺族厚生年金‘しか受け取ることができません。
この遺族厚生年金も、生前の平均標準報酬月額で決まりますので、
月額20万円でも年間約31万円、月々2.6万円しか受け取れません。
これでは子供の教育費の足しにもなりません。
最後の4・の‘生命保険が少ない‘は世間一般の方か自分で加入したり、
保険の外交員が勧めて加入する死亡保障の保険は
「ご主人さんは男だから死亡保障5000万円ね~!」
「奥さんは少しでいいから1000万円ね~!!」と、
何の根拠もなく、夫婦の収入状況など鑑みないで勧めたりしているので、
このようなライフプランに反した生命保険加入が目立ちます。
先ほどの3・とも絡んでくるのですが、遺族年金の制度や支給額を
しっかり把握した上で保険設計をしなければいけません。
まとめると、
奥さんが亡くなって世帯収入が半分になってしまうのに、住宅ローンは
まるまる残り、遺族年金も生命保険もほとんどあてにできない。
遺されたご主人さんとお子さんは、大変な生活を強いられてしまいます。
このような状況を決して招かないようにしなければなりません!!
そのためにもまず、
「夫婦共働き世帯が考える住宅ローン」は、
・夫婦は収入割合で住宅ローンを組む。
・もしくは今勤めていなくても、将来的には勤めに出る可能性があるか
しっかり夫婦で話し合い、その時の収入も考慮する。
このようにすれば、万が一ご主人さんか奥さんのどちらか一方が
亡くなっても(借入の仕方や、各銀行の団信の制度によりますが)
住宅ローンがすべて消滅して返済不要になったり、
借入比率によって住宅ローンが一部消滅します。
また、
・もし、すでにご主人さん単独名義で借りているか、
若しくは単独名義にしたいということであれば、
奥さんの死亡保障の生命保険をしっかり考える。
ここに関しては奥さんが亡くなった場合、生命保険でしっかりカバー
できるようにします。
このような夫婦の場合、ファイナンシャルプランナーが保険設計をすると、
ご主人さんの死亡保障より、奥さんの死亡保障の方が大きくなります。
(ここまで読んでいただいたみなさんには理由は明らかですよね(^^♪)
このように住宅ローンを組むときは、
夫婦や家族、ライフプランによって全く異なるものになります。
また目先のローン金利ばかりに注目しないで、既加入の保険や
遺族年金、団信の制度をしっかり理解して住宅ローンを考えるべきです。
住宅ローンは横断的な幅広い知識が必要です。
もちろん税金や住宅ローン控除も!
絶対に‘後悔しない、破綻しない住宅ローン‘を選択してくださいね♪
今日はここまでです。
~~~編集後記~~
キャンプの季節がやってきましたね~♪
我が家は毎年、海、山キャンプをしていますが、
今年は新生児がいるので、少し控えようと思っています(^J^)
でもスポーツ用品店やネットショップで、キャンプ用品を見てるだけでも
わくわくしますよね♪
(キャンパーならこの気持ち、理解してくれるはず!!)
妻や周りをけん制しながら、キャンプ計画を企てている
今日この頃です・・・♪
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします!