あら、牛助、こんにちは。アップ

「おばさん!大変ですニャ!」


え?何、どした?

…と、思って見てると…。

「あ、姐さん、おはようございやす。」


シ、シロ太くん!その顔どおしたのよ!!目
ちょっと良く見せなさいよ。

「え?こっちでやんすか?」


違う、反対側よ。

「テヘッ…。」


あちゃー、結構派手にケンカしたんだねェ…。叫び

目の辺もアゴもガッツリ皮膚が見えて痛々しい。

「シロ太兄さんは私たちを守るために戦ったのよ。」

「そうそう、あの日は大きな鳴き声が聞こえて…俺らビビッて逃げたけどな。」


逃げない強い猫は顔をケガすることが多いらしく、弱い猫はお尻やしっぽの方をやられるようです…。そういえば…以前 ケガしていたのはシッポだったなぁ。ひらめき電球


シロ太くん、強くなったんだね…。

「ちょっとした抗争ですよ…心配しねぇでくだせぇ。」


シロ太君の視線の先には平和そうに日向ぼっこをする猫さんたち。アップ

この子たちとは仲が良いので争うことはしません。

「僕もあんな強い男になりたいっ」


今日も縄張りをしっかり守る逞しい男に成長したシロ太くんでした。

「いや…姐さん、かたじけねぇス。」