え?何、どした?
…と、思って見てると…。
「あ、姐さん、おはようございやす。」
シ、シロ太くん!その顔どおしたのよ!!![]()
ちょっと良く見せなさいよ。
「え?こっちでやんすか?」
あちゃー、結構派手にケンカしたんだねェ…。![]()
「シロ太兄さんは私たちを守るために戦ったのよ。」
「そうそう、あの日は大きな鳴き声が聞こえて…俺らビビッて逃げたけどな。」
逃げない強い猫は顔をケガすることが多いらしく、弱い猫はお尻やしっぽの方をやられるようです…。そういえば…以前
ケガしていたのはシッポだったなぁ。![]()
シロ太くん、強くなったんだね…。
「ちょっとした抗争ですよ…心配しねぇでくだせぇ。」
シロ太君の視線の先には平和そうに日向ぼっこをする猫さんたち。![]()
この子たちとは仲が良いので争うことはしません。
「僕もあんな強い男になりたいっ」




