公的年金の源泉徴収の有無のラインと必要な手続き | 金融商品を販売しないファイナンシャルプランナーの「お金の話」

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今日は久々に真面目な

年金のお話です。

 

年金と税についてですが

公的年金は158万円を超えると源泉徴収されます。

(65歳未満の方は108万円以上)

 

158万円未満の方は源泉徴収については

気にする必要はありませんが

 

158万円以上の方は

「扶養親族等申告書」

という書類を日本年金機構に提出します。

 

大体毎年9月位に発送されるので

該当される方はすでにお手元に届いていて

提出済みの方が殆どだと思いますが

 

万が一、

年金を158万円以上受給しているのに

「扶養親族等申告書」

が届いていないとか

提出するのを忘れていた

という方がいらっしゃいましたら

今すぐお手続きをしましょう。

 

書式は日本年金機構のHPからダウンロードできます。

 

さて、

「扶養親族等申告書」

とは

 

配偶者や扶養の親族の名前や

同居かどうかや、年間所得の見積もりなどを

記入する書類で

 

毎年提出しますが

前年と変更がなければ

「変更なし」

に〇をして提出するだけで

大丈夫です。

 

この書類

提出がない場合は

該当する控除が受けられず

税率が10.21%

になります。

 

ちゃんと提出すれば

該当する控除が受けられ

税率は5.105%で

計算してもらえます。

 

たった1通書類を提出するだけですので

お手続きはお忘れのないように。

 


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