後期高齢者医療制度と高額療養費制度 今日は後期高齢者医療制度について | 金融商品を販売しないファイナンシャルプランナーの「お金の話」

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後期高齢者医療制度についてです。

 

今、これをお読み頂いている皆様は

おいくつ位でいらっしゃいますでしょうか。

 

20代?30代?もう少し上で

60代とか?

 

色々な年代の方がいらっしゃると思いますが

会社勤めなどの現役世代の方が殆どで

75歳以上という方は

正直、少ないと思います。

 

後期高齢者医療制度ですが

対象となるのは75歳以上の方です。

(政令で定める程度の障害をお持ちの場合は

65歳以上の方)

 

後期高齢者になるとどうなるか、

簡単にいいますと

病院の窓口で支払う自己負担割合が変わります。

 

病院受付に保険証を出せば

現役世代の方は通常3割の自己負担で

病院の診察を受けることができます。

 

後期高齢者の方は通常

自己負担1割で診察を受けることができます。

(75歳以上の方でも現役世代と同じ年収がある場合は

自己負担3割となります。)

 

1割負担なので

持病のお薬を2種類程度もらう位なら、

安い時で500円未満とか

そういう金額になることは珍しくありません。

血液検査などをしなければ

大体1000円もかからずに済みます。

 

ただ、後期高齢者の方も

恩恵を受けているだけではなく

皆様、

ちゃんと払うものは払っていらっしゃるのです。

 

後期高齢者になっても

保険料の負担はあります。

 

これは年金からの天引きになるのですが

平成28年、29年の保険料額の平均ですが

 

厚生労働省の資料によると

年金収入が78万の基礎年金受給者の

保険料平均額は月額377円

 

厚生年金受給者で

年金収入が188万の標準的な年金額の方は

保険料平均額は月額3213円

 

保険料の負担金があるって

その年齢にならないと

殆ど考えることもないお話です。

 

次回へ

まだ続きます。

 

 

 


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