FP相談のリアル事例 | 森本FP事務所のQ&Aブログ

森本FP事務所のQ&Aブログ

資産運用・保険・住宅ローンの疑問・質問にお答えしています。

【設例】 50代女性です。
自分で貯めたお金と相続財産があり、資産運用などを考えています。

銀行の窓口で個別に相談することも検討していますが、FP事務所での相談というのもあるのでしょうか?
実際に相談した方のお話などがもしあれば、聞きたいと思っています。

【回答】 ご質問にお答えします。
最近は、銀行や保険代理店が総合的なお金の相談に乗りますと謳っているケースが増えているようです。

もちろん、銀行さんなどで、良質な相談サービスを提供しているところもあると思いますが、今は、独立系ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するという選択もあります。

独立系FPの場合、担当者がずっと変わらないという点で、メリットを感じていただけるケースも多いです。

回答者の森本自身も、独立系FPの立場ですが、その立場でご相談を受けたリアルな事例をここでご紹介しようと思います。

イニシャルなら出してもよいという条件でインタビューの内容を掲載する許可をいただきました。

まずは、40代女性・会社員、Mさんの事例です。

Q.森本FP事務所を利用される前にどのような悩みや課題がありましたか?
A.自分の老後を考えた時に、給与をそのままもらって何もしないでいることに不安を感じ、投資など検討してみよう、と思い始めたのがきっかけです。

Q.何が決めてとなって、森本FP事務所を選びましたか?
A.友人の紹介があった。こういう業界の知識もなく、とっかかりがなかったこともあり、銀行さんというか大手さんよりも身近に活動されている事務所さんを選びました。

Q.実際にFP相談サービスを利用してみて、いかがでしたか?
A.私が全然、そんなに積極的な運用をしていないので、お任せっきりになっていますが、何かあればフォローしてくださり、また相談にも乗っていただけるので助かっています。

Mさんは、約10年前の2009年の後半頃に最初のご相談をお受けしました。
2009年後半というと、リーマンショックからやや持ち直したところで不安定な時期でもあり、投資を躊躇されてたのを思い出しますが、金融危機から立ち直る局面であることをご説明し、ある程度まとまった額で計画的な投資をスタートされました。

毎月の給料から計画的に積立投資も行い、結果としては、現時点で年5%程度で複利運用したのと同じ成果を出されています。

今は、運用で増やした資金を少しずつ取崩して使う計画もあります。

次は、50代女性・会社員、Nさんの事例です。

Q.森本FP事務所を利用される前にどのような悩みや課題がありましたか?
A.ちょうど早期退職でまとまった金額があって、これをこのまま持っていればいいのか、将来に向けて何かした方がよいのか、相談したかった。

Q.何が決めてとなって、森本FP事務所を選びましたか?
A.初回相談でいろいろ話を聞いていただいて、やるべきことが見えてきたので、続けてお願いしようと思いました。

Q.実際にFP相談サービスを利用してみて、いかがでしたか?
A.お金のことを真剣に考えたことがなかったので、少し勉強するようになりました。全部頼るのではなく、勉強するように言われたので。それの5年間があったので、少しずつ勉強して、家を買おうという気持ちにもなりました。

Nさんは、約5年前の2014年頃に、最初のご相談をお受けしました。

退職金の一部で投資信託による計画的な資産運用もスタートしましたが、2015年から2016年にかけて上海株式市場のバブル崩壊、英国のEU離脱問題などが発生し、相場が大きく調整したため、運用が大幅なマイナスになったこともありました。
ただし、その後も辛抱強く計画通りに持ち続けた結果、今はプラスの運用に転じています。

その中で、投資信託は思いのほか値動きが大きいと感じたこともあり、
資産運用の目的もかねて、家を購入する計画の検討が始まりました。

具体的な数値でシミュレーションをして、予算面に無理のないことを確認し、購入の意思決定をされました。

今回、2つの事例をご紹介しましたが、独立系FPの相談が、銀行さんなどの相談サービスと大きく異なる点は、相談の継続性であると個人的には考えています。

その場限りの商品選択等のアドバイスではなく、お一人お一人のライフプランに基づいて、その方やそのご家族がその後の人生を心豊かに暮らせることを目指して、お金の計画づくりをサポートしています。

補足:設例部分はQ&Aブログ上の仮の設定で、回答部分がリアル事例となります。