前回、固定金利にもデメリットがあるよという
話をしました。

固定金利のデメリットは、25年ローンで借りて
10年目ぐらいに、変動金利がものすごく下がって
借り換えをしたいと思っても、できないということです。

これは何故か。

銀行側の立場になって考えてみましょう。

そもそも銀行は、あなたにローンを貸すことで
どのように利益を得ているでしょうか?

固定金利でお金を貸すときに、例えば年2%の金利で
お金を貸す場合に、同じ金額を更に安い金利で
調達してきます。例えば1%。

すると調達してきた資金の金利が1%で、貸し出した
お金の金利が2%なので、差し引き1%の利益が確定します。

しかし、このときに、借り手が0.5%金利の変動金利にしたい
といってきたらどうでしょう。

銀行は1%でお金を借りているので、0.5%-1%=▲0.5%
で赤字になってしまいます。

ですので、固定から変動はできない。

ということです。

借り入れ時よりも今後金利が下がると考えるのであれば、
固定金利は損をする場合もあるということです。

まとめると

変動金利
メリット
・金利が低い場合は、総返済額が少なくなる
・毎月の返済額も少なくなる
・利息が少ない為、元本の減少が早い

デメリット
・金利が上昇した場合、「未収利息」が発生することがある
・「未収利息」が発生すると、利息だけを返済することになり
 元本が減らない
・金利動向により返済計画に狂いが生じる

固定金利
メリット
・総返済額、月々の返済額が分かるので、返済計画がたてやすい
・金利変動リスクを受けない

デメリット
・変動金利と比べて、総返済額、月々の返済額が多い
・固定から変動の切替が困難

のようになります。

住宅ローン検討の際には、このあたりの基本事項を
抑えておくと良いかもしれません。