落語では、ときどきお上のやることだからというフレーズが
でてきます。その当時、お上(=政府)のやることは絶対で
多少おかしいなって思うことがあっても、
民のほうがそっちに合わせちゃうことがありました。

現代でもお上のやることは基本的に合っているという
前提で、私達は生活しています。

しかし、結局相手も人間ですので、間違いはおこします。

例えば、最近私の友達に実際起こった事例ですが、
その友達は最近仕事をやめました。
4月いっぱいで仕事をやめたのですが、
その際に住民税を2か月分徴収されたのです。

ちなみに住民税は
・前年の所得に対して課税
・6月~翌年5月までを1年として徴収
・サラリーマンは、1年分を12等分して、毎月の給与から天引き
となっています。

ですから彼の場合、4月分と5月分を天引きされたということに
なり、それで、1年間の住民税は納めたことになります。

しかし、その後、A区からその友達あてに、住民税の督促状が
届きました。その文面によると、「今まで、給与取得者として
特別徴収(月ごとの徴収)されてきましたが、会社を辞められたので
普通徴収(自分で納める)になりました。つきましては、
貴方の勤めていた会社に確認したところ、もう在籍していないということ
なので、住民税を徴収できませんでした。4,5月分が未収になっていますので
○○日までに、納めてください」という内容とのことでした。

ちなみに住民税では、
・給与取得者のように、月ごとの天引きで納めている方式を特別徴収
・自分で、市町村に納める形を普通徴収
といいます。

その友達は住民税は払ったつもりでいたので、不振に思って
私に相談してきました。

内容を聞いて、その友達に給与明細書を見せてもらうと、確かに
3月分の給与明細と4月分を比べると住民税が2倍になっており、
納めているように見えます。

考えられるのは、
・役所の手違い
・会社が納め忘れている
のどちらかであることを言って、まずは役所に確認するように薦めました。

そうすると、なんと、役所の処理の誤りで、間違って請求していたことが
判明しました。あきれた話しですが、実話です。

このようにお上のやることでも所詮人がやることですので、ミスはあります。

しかし住民税のように、一般にはわかりにくい分野でこれをやられると
たまりませんね。みなさんもちょっとでも不振に思ったら、調べたり、人に聞いたり
したほうがいいですよ。