1)試験範囲が広い
2)科目ごとの合格可能
3)時間が圧倒的に足りない

となります。

1)試験範囲が広い

CFPの試験では、人が生まれてから死ぬまでのいわゆる人生で
発生するお金にまつわるほとんどのことが範囲となっています。
株や、投資信託などの金融から始まって、不動産、年金、社会保険、
保険商品のこと、税金の知識、相続の知識まで
6つの分野で人間の人生を網羅しているようです。

その為、試験範囲は広く、膨大になっています。
AFPや2級FPでその概要は勉強されたかと思いますが
CFPではそれらを更に細かく、深く掘り下げます。

顧客のニーズにこたえるプロとして活動するためには
当然のことでありますが、試験という観点からすると
勘弁してくれといいたくなります。

試験範囲が広いので、6つの科目はそれぞれ連動することが
あります。例えば、死亡保障の必要額をだす場合、リスクの科目を
うけているのに年金の知識が必要になります。
相続財産の中に、不動産があった場合、相続の科目でも不動産の
知識が必要になる。

このように相互に関係する為、大変ではありますが、実は6科目を
いっぺんに勉強したほうが、相乗効果が高まります。

2)科目ごとの合格が可能

CFP試験は6科目それぞれの受験・合格も可能と
なっています。ですので、長期計画で何回かにわけて
こなしていく方もいらっしゃいます。
もちろん、科目によって得意、不得意はありますので
そのような方法をとられることもあると思います。
しかし、①試験範囲が広いでも述べたように
6科目一括で勉強するほうが、それぞれの科目の合格率は
高くなると思います。
さらに試験勉強全般にいえることですが、変化の激しい
この時代に、ひとつの資格取得を何年も続けることは
リスクでもあると思います。
勉強と仕事の両立が続けば、体力的精神的にも
追い詰められてきます。
そういう意味でもまずは、6科目一括にチャレンジしてみて
結果的に、落としてしまったら、その科目をつぶしていく
(もちろん一括合格を目指してのことです)という
方法が合格への近道なのではないかと思います。

3)時間が圧倒的に足りない

本試験の受験時間は120分です。問題は全部で50問。
1問にかけられる時間は単純計算で約2分~3分です。
いままでのFP試験のような設問であれば、
この時間でも十分ではありますが、CFP試験では
圧倒的に時間が足りなくなります。
なぜならCFP試験では時間がかかるトラップが
いくつも仕掛けられているからです。

トラップ1.設問が長い
CFP試験の設問は短いものはありません。
各設問は計算問題でも文章が長いのが特徴です。
さらに、設問以外に条件が提示されていることが
多く、答えにたどり着くのに必要な情報が
その条件内に記載されています。
ですからまず、設問や条件は必要な部分を
いかに早く発見するかが重要になってきます。

トラップ2.計算問題の過程が長い
設問をみて解き方がわかっても、答えにたどりつくまでに
単純な計算を何度か繰り返さないといけないと
いうことがあります。
全ての科目になんらかの形で含まれています。
それぞれに特徴はあるのですが、例えば
不動産やリスクは定型問題が多いので、解き方は
ある程度繰り返すとわかります。しかし解き方が
わかっても計算しなければ、答えはでてきません。
それにはある程度時間をとられます。
不動産の集合住宅の損益計算や、リスクの必要補償額の
計算などはその典型です。

こういった解き方分かってるのに計算が長い問題は
必ず存在しますので、これらを答えがでるだけでなく
ある程度のスピード感を持って解けるように
なっていなければなりません。

これらのトラップにひっかり、必要以上に時間を
費やしてしまうと、他の正誤問題で冷静な判断が
できなくなり、得点できた問題を落としてしまうのです。