秋らしく、少し涼しくなったなと思った矢先、夏に戻ったような暑い日ですね。
我が家は相変わらず相続手続きで忙しい日々を過ごしています。
さて、相続手続きの際に、最初に行うと後々の手続きが楽になることをお伝えしますね。
最初に手続きすると便利なもの
法定相続情報一覧図
の作成です。
こちらは、被相続人と相続人の関係図を表したもので、家系図のようなものになります。戸籍を一つ一つ読み解かなくても、こちらを見ると、誰もが一目瞭然。相続権のある方が誰なのか、直ぐに理解出来ます。
実は、金融機関の担当者にも、とっても喜ばれました。
不動産をお持ちの方は、所有者の相続移転登記を行う時に併せて手続きすることもあるようですが、我が家は義兄の住まいと我が家の住まいが同一法務局管内でないため、自宅近くの法務局で手続きできる、こちらの一覧図作成を先に行うことにしました。
一覧図は法務局で作成するものになり、作成費用は無料です。しかも1度作成すると何枚でも証明書として発行してくれるもので、追加での証明書発行など全てが手数料無料です!!
通常は手続きの度に戸籍を準備しなくてはないないのですが、毎回準備するとなると費用はとても高額になります。
我が家は一式揃えるのに、6000円かかりました。×何回かと考えると・・・怖いですよね。笑
相続の手続きはとても時間を要すものですが、それにプラスして達筆な?!古い戸籍を一つ一つ読み解く=手続き時間が余計に長くなる!!(笑)のは、骨の折れる作業です。それが手続きの度ともなれば・・・相続経験者でなくとも、想像するだけで大変な作業だとご理解いただけると思います。
職業柄、普通の人より知識のあるつもりでいた私は、父母の戸籍をとり、自信満々?で地元の法務局に行きました。
ところが不備の指摘があり、兄弟間の相続は、
両親の腹違いの兄弟
がいないかも調べないといけません!と言われました。
両親が今回の結婚前(場合によっては、後)の婚姻歴から、調べなくてはなりません。
ということで、祖父母筆頭の戸籍を取得することになり、義兄の本籍地は私達の居住地とは異なるため、郵送でのやりとりが始まりました。
こんなことにならないようにと、葬儀を終え、戸籍を取得して帰ってきたつもりでいましたが、目論見は簡単に崩れてしまいました。
たまたま、義両親ともに同じ市町村から1度も出たことがなく、1カ所への問い合わせで済んだのが幸いでしたが、転居を何回も伴っていると、本当に大変だなと思いました。
司法書士などの先生にお願いすることも多いと思いますが、自分で作成してみたい!と思われる方は、こちらをご参考になさってください。↓
法定相続情報証明制度の具体的な手続について:法務局 (moj.go.jp)
作成には、まだまだ準備が続くのですが、お話の続きは次回に。これらの記事が、皆様の相続手続きの一助になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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愛知県豊田市在住
独立系女性FP 小澤智恵でした♪