住宅ローンを借りる場合、なるべくなら最初から定年までに完済できるようにローン組みたいですよね
しかし、今35年返済で60歳(年代によりますが、きっと65歳になっているでしょうが・・・)定年までに完済しようと思うと、25歳で借入=住宅を購入しなければなりません
仮に購入するとしても、年収は低い。頭金は少ない。よって、購入可能な物件は、かなり限られてくるでしょう
逆に、頭金を十分貯めて40歳で借入しようとすると、60歳までは20年しかありません
もちろん、20年で組むこともできますが、月々の支払いが結構高くなる可能性があります
そこで、何歳で借入するにしても、35年(なるべく長く)借り入れにしておくという考え方が主流になりつつあります。それは・・・
1)支払いに余裕があれば、一部繰り上げ返済可能になる。
2)繰り上げ返済をする際に、期間短縮を選択するか返済額を減額するタイプを選択するかを考えることができる。(繰り上げ返済の度に考え直すことが可能になる。)
3)選択する金利タイプによりますが、返済金額上昇・給与激減などで生活が苦しくなってきたら、借り換えを検討する。
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その際は、基本的に残支払い年数で住宅ローンを再度組むことになるので
当初長めに借入しておくとリスク回避&選択肢の増加につながります。
これからローンを組まれる方、いろんなタイプのシミュレーションを行い、同時にライフプラン行ってくださいね
今すぐでなくても、将来「あの時やっていて、よかった」と思う時が、必ずやってきますよ。
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愛知県豊田市在住、住宅ローン専門の独立系
女性FP(ファイナンシャルプランナー)&MP(モーゲージプランナー)
FOO 小澤智恵でした。