11月第2週の市況 | キャッシュフロー表、シニアライフ、相続、資産運用、投資信託、生命保険

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2023/11/6    月

米国市場では、雇用統計が公表され、新規就労の増加が緩やかになってきたことと失業率が3.9%に上昇したことが金利引き上げの抑止になると見られ、イールドが下落し、株式市場は値を上げた。小型株中心のRussell2000は2.7%と急上昇。セクター別では金利感応度の高い不動産が2.4%の上昇。アップルは年末シーズンの売上予想が予想を下回り、株価は0.5%下落。欧州市場でも、インフレが鎮静化しつつあることやイールドが下がったことを背景に、株式市場は幾分値を上げた。第3四半期高い利益を上げたBMWが2%株価上昇、ボルボも10月の販売が好調で3.3%の株高。イタリアのNexiは米国のSilverlakeが買収を検討していると報じられ、Nexi株は6.1%上昇

2023/11/7    火

米国市場では、主要株式指数は横ばいであった。先週に下がったイールドは週末に大規模な国債発行を控えて再び上昇。第3四半期の収益が予想以下となり、CEOが辞任した有料TVのDish Networkは34.1%の値下がり。IT企業のBumbleもCEOが辞任したことを受けて株価が4.9%下落。欧州では、株式市場は下落。先週大きく値を上げた不動産セクターが2.9%の下落となった。Ryanairは業績が堅調で史上最高の利益を予想するとともに配当を約束し、株価は5.3%上昇。Telecom Italiaは固定電話部門をKKRを売却することを認め、株価は3.4%下落

2023/11/8    水

米国市場では、イールドが下がり、メガキャップに追い風となったことからNASDQは約1%値を上げ、SP500、ダウも値を上げた。マイクロソフトは1.5%、Appleは1.7%株価が上がった。原油は需要が懸念され、また、強いドルの影響もあり、価格が4%値下がりし、エネルギーセクターは2.4%の値下がり。Uber Technologiesは第4四半期の利益が予想を超えそうと公表し株価は3%値上がり。欧州市場では、ポルトガルで首相がリチウムと水素に関する査察の中止を命じ、建築関連のMota Engilが5.6%値を下げたほか、ポルトガル株式市場は2.5%値を下げ、欧州市場全体でも0.2%の値下がりとなった。原油価格の値下がりからエネルギー関連は2.5%値を下げた。また、銅価格も値を下げたことから鉱業株も2.3%値下がり。第3四半期予想以上の利益となった銀行のUBSは1.8%値を上げ、金融株全体も値を上げた

2023/11/9    木

米国市場では、ダウは下落し、SP500とNASDAQは横ばい。Warner Bros Discoveryはハリウッドのストライキと広告市場が軟化していることを受け、来年の収益が影響を受けるとして株価は17.1%下落。同業のParamount Globalも8.2%の下落。セクター別ではエネルギーと公益が値を下げ、テクノロジーが値を上げた。テクノロジーが値を上げたのはイールドの下落の影響。Take-Two Interactive Softwareは6.4%の株高。欧州では小売り販売が予想とおりの下落となったが、ヘルスケアや個別企業の業績に下支えされて株式市場は上昇。風力発電のVestasは第3四半期の収益が堅調で9.8%の株高。自動車部品のContinentalは堅調な販売環境により4.1%の株高。英国の小売りの Marks & Spencerは上半期の利益が75%増となり、8.4%の上昇

2023/11/10    金

米国では国債の売却が低調に終わったことからイールドが上昇し、さらに、パウエルFRB議長が”金利が十分に高いという確信はない”とコメントしたことから株式市場は下落。主要3指数は0.6%前後下落。Nvidiaは中国で3種類の新しい半導体を販売する計画を公表し株価が2.9%上昇。ハリウッドのストライキが一時的な合意に達し、ウォルトディズニーは株価が6.9%上昇。セクター別ではヘルスケアと一般消費財が約2%下落。欧州市場では個別企業の好業績により市場は上昇。Adyenは第3四半期の売り上げが予想を上回り株価は37.8%上昇。また、製薬会社の AstraZenecaも第3四半期の業績と年間見通しがよくなったことから株価が2.6%上昇

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