2月第3週の市況 | キャッシュフロー表、シニアライフ、相続、資産運用、投資信託、生命保険

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2020/2/10    月 

米国市場では、公表された雇用統計が予想以上であったが、市場は最高値の更新を続けていたこともあり、幾分軟化した。個別企業ではウーバー・テクノロジーが2020年に黒字化するという積極的な計画を公表し9.5%株価上昇。ゲーム関連のTake-Two Interactive Softwareは収益が予想を下回ったことから10%程度下落。欧州市場でも中国関連の高級品や自動車といった分野で弱くなり市場全体はわずかに値を下げた。米国のバー司法長官がフィンランドのNokiaとスウェーデンのEricssonの株式の保有を米国と同盟国が検討しているとコメント。両株式は6%前後上昇

2020/2/11    火

中国でTeslaの上海工場が再稼働し同株は3.1%上昇。iPhoneの製造を行っているFoxconnは10%の人員で生産を再開し、米国市場ではSP500、NASDAQともに史上最高値を更新。モール運営のTaubman Centerは最大手のサイモン・プロパティに買収されることになり53.2%株価上昇。欧州市場でも、NMC HealthがM&A関連で24%値を上げ、イタリアのExonはパートナー再保険を売却すると公表し史上最高値を更新。一方、アイルランドでは左翼政権が誕生し、銀行に対する税控除が廃止されるとの見方から、バンク・オブ・アイルランドやAIBは6%以上の下落。中国関連のBMW、PSA、ルノーなども1%程度値を下げた

2020/2/12    水

中国当局がコロナウィルスが4月までには収束するとコメントしたことを市場は好感。米国市場ではSP500、NASDAQが史上最高値を更新。ただし、連邦取引委員会(FTC)がマイクロソフトなどの大手IT企業に反トラスト法の対象とならないような企業買収についても情報提供を求め市場の下げ要因になった。T-MobleはSprintの買収が認められ11.8%株価上昇。Sprintは77.5%の上昇で、ライバルのVerizonは2.6%の値下がり。欧州市場では、中国のコメントを受けてドイツ市場を中心に値上がり。ドイッチェテレコムは子会社のT-Mobileの合併関連で4%値を上げ、北欧のNokia、Ericssonは米国等の株式保有が認められ株価続伸。中国に関連の深いASMLやHSBCなども上昇

2020/2/13    木

中国でコロナウィルスの発生数がここ2週間で減少してきていることが好感され欧米市場は上昇。米国ではFRBのパウエル議長が議会で半年に1回の報告を行う。市場は消費財関連以外の分野で値上がり。Micron TechnokogyはUBSに買い推奨に引き上げられ3.5%値を上げる。そのほかテクノロジー関連が市場をけん引。欧州では、Gucciの親会社であるKeringが予想以上の好決算を公表し、LVMH,クリスチャンディオール、ボス、バーバリーなどの高級品関連が1%ないし3%値を上げた。ドイツ市場は昨日に引き続き約1%の上昇

2020/2/14    金

米国市場では、中国のコロナウィルスの死者が増加したことからテクノロジー株を中心に値下がり。公益や消費関連のディフェンシブな銘柄は上昇。IT大手のシスコは収益見通しが芳しくなく5%以上の株価下落。Teslaは20億ドルの新株発行を計画し4.8%値を上げる。AIGは損保部門が堅調な決算を公表したが株価は6.2%の下落となり、クラフトハインツも利益が予想以下となったことから7.6%の値下がり。欧州市場でも市場は幾分値下がり。英国については政府が積極的な予算を組みそうということでポンドが上昇し、FTSEは1.1%の下落。Netsleは2020年の収益見通しを引き下げ2.2%下落。そのほか、金融関連のチューリッヒ保険、NNグループ、コメルツバンクなどが予想を超える収益を計上し株価上昇

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