ちょっと気難し屋のロマンスグレー氏と一献 | “今はまだ”おひとりさまの台所 〜 妄想彼氏料理帖 〜

“今はまだ”おひとりさまの台所 〜 妄想彼氏料理帖 〜

”今はまだ” 独身おひとりさま料理家
作るのも食べるのも大好き、お酒片手ならなおご機嫌。少量でもおいしくできる煮込み料理、手軽にできる保存食、チャチャッとできるおつまみなど、おひとりさまの台所で作る料理を妄想彼氏エピソードと一緒にお届け!

こんにちは、大猿です。
おさるのジョージの話をともだちにしたら、
わかるー!
と大爆笑されました。
そっか、ただ単に大猿になっただけで
人間にはなってなかったのか...
はやくに人間になりたいぃぃぃ

そんな大猿、お料理は上手なんですの。
未来のダンナさんのため、
せっせと腕を磨いたから。

きょうはどうしても
うどの天ぷらが食べたい。
下ごしらえしたあとの
うどの穂先が冷蔵庫にあるから、
衣をくぐらせて揚げるだけ。

あとは一緒に食べる人かぁ...
貧弱な妄想力をフルに使って捻り出したのは、
ちょっと気難し屋のロマンスグレーの彼。

「うどの天ぷら作るよー」
ってLINEしたらまんまと釣り上げられた。
彼はなんでも飲むけど、特に日本酒好き。
天ぷらに合う日本酒を持って来てくれるって。
うっしっし、海老で鯛を釣っちゃった。

彼が持って来てくれたのは、
北海道の増毛にある国稀酒造の大吟醸。
わたしが札幌出身だから、
北海道のお酒を選んでくれたらしい。
やさしい〜
ではでは、天ぷら揚げますか。






*うどの穂先の天ぷら

うどの穂先に
米粉を水で溶いた衣をつけて
からりと揚げ、塩をふる。



揚がったよー
さあ食べよう!
天ぷらは揚げたてが一番。

「うどの香りがこのお酒と合うねー」
「だろう?」
とちょっと自慢気。
「この酒はね.....」
彼のウンチクがはじまったけれど、
わたしは難しいことに興味がなく上の空で
このマリアージュを楽しんでいたら、
彼、いつの間にか黙ってる...ヤバイッ
「ん?それで?」
とりあえずにっこり笑って、先をそくす。
まだムスッっとしてるから、
「たくさんある日本酒の中から、
 どうしてこのお酒をえらんでくれたの?
 ぴったりですごいー!」
と、持ち上げたら機嫌を直してくれた。
ほっ
何はともあれ、
こんなおいしいお酒を一緒に楽しめて
シアワセだわ〜

今度はなにを一緒に食べようか?