未来の出費を天引きする FPが行うお小遣い制実演5
はじめに
3月5日もお小遣いからの出費はゼロでした。
カフェに寄るのと、図書館に寄るのでは、出費に大きな影響を与えます。
例えば、300円のコーヒーを毎日飲むと、出費はウィークディの20日だけでも6,000円になります。
タバコを吸う方は、これに10,000円/月程度の出費も重なるわけです。
16,000円といったら何ができるでしょうか。
一流ホテルのランチくらいなら夫婦で行けてしまいますね。
軽い食事くらいなら、数人に全額おごることもできますね。
ケチケチするのではなく、「何にお金を使うか」が重要です。
本日は、「お金の計画」について申し上げていきます。
その前に現状報告です。
現状の残高報告
2019年2月25日
➕50,000:お小遣い支給
➖9,700円:床屋
➖1,800円:本
➖600円:外食
2月26日
消費なし
2月27日
➖1,000円:勉強会
➖2,000円:懇親会
➖2,000円:ドラッグストア(ガム、サプリ)
➖350円:電車移動
2月28日
➖13,200円:コンタクトレンズ
➖1,300円:眼医者
➖600円:目薬
3月1日
➖460円:電車賃
3月2日
➖2,000円:駅伝大会出場
3月3〜4日
出費ゼロ
3月5日
出費ゼロ
残高14,990円
今と未来を見ることで財布の紐を固くする
今を見る
ここまでのお小遣い制実演では、お小遣いの残高を目の当たりにすることで、出費を抑える心理をお伝えしてきました。
上記の報告の通り、残高が目減りしていくことは気持ちの良いものではありません。
この「残高の把握」が、余計な買い物1つを防ぐ心理に繋がるのです。
お腹が空いてパンを買いに行く時、コーヒーも買いたくなります。
買って良いと思います。我慢ばかりでは、人生しんどいです。
お小遣い制を導入していれば、こういった買い物の際に余計なスナックやエナジードリンク等を買ってしまうことを防げるのです。
パンを買う際に、目についたフランクフルトを自然に我慢する、といった感じです。これを誰かに、「お金ないんだからフランクフルトはダメ」と言われたらしんどいですよね。
お小遣い制は、自分でコントロールすることが継続のコツです。
誰かに管理してもらってはいけません!
「欲しい欲しい」で買うのではなく、「これはやめておこう」の心理を身に着けるのです。
未来を見る
未来の出費を予め把握することは、出費を抑える上でとても重要です。
私は、今月お小遣い日までに勉強会と懇親会が控えています。
その日までは財布の残高を残しておかなければいけません。
例えば、5,000円を懇親会までに残しておくと過程した場合、残りの金額は以下になります。
14,990円ー5,000円=9,990円
9,990を残りの日数18日で割ると、1日あたりの出費可能額は555円となります。
移動くらいで消えてしまいそうな金額ですね。
しばらくは、節制の日々が続きそうです。
数ヶ月先の出費も考え方は同じ
1年間における数万円単位の出費はどのようなものがあるでしょうか。
- 自動車の保険代や車検費用、
- 賃貸物件の更新費用、
- 家族の帰省時の交通費、
- 旅行などのイベント費用、
- 祝い金各種、
こういった出費を予め予算として見積もった上で、残額で出費をコントロールできると理想です。
更に先のライフプランの出費を考える
- 子供の学費
- マイホームの頭金
- 老後資産
このあたりの出費は、桁が違いますね。
FPの世界ではお金を貯めるためには以下の計算式が重要だと言われています。
収入ー貯蓄=支出
「収入ー支出=貯蓄」ではない、ということですね。
貯蓄の必要額を予め定めた上で天引きし、残額の範囲でやり繰りするという意味です。
「そもそも必要金額の決め方がわからない」
このようなお悩みがある方、具体的に貯蓄計画のことについて相談されたい方は、下記の連絡先までお気軽にご連絡をください。
過去に行ったセミナーの資料などを使い、説明を差し上げます。
初めから個別相談は気兼ねされる方は、まず無料セミナーにご参加下さい。
HPには別途「資産運用実演」と言う企画でYouTubeも載せています。
ご覧頂けますと幸いです。
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お金の教育塾 FP君
Email: fpkun@outlook.com
URL: https://fpkun.com
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