成長の先に、成果がある。
成果が上がると、ますます成長したくなる。

 

 

これはもう、法則のようなものです。 
このことをふまえると
今まである程度の成果を出してきた人には、
成長の機会を与えてあげればいい。
  
ただ、今まで目ぼしい成果を上げたことがない人に
成長の機会を与えても、動けなくなるばかり。
最悪の場合、もっと自信をなくして
そのグループに居れなくなる。
ですから、このタイプには
成長することを促進させてはいけません。
  
自信のないタイプには
成果を一緒にあげさせていく必要があります。
これを成功体験と言います。
  
では、すでにある程度実績がある人には
どういう成長の機会を与えればいいのか。
その1つは、「失敗体験」です。
  
失敗体験をどのようにつくるかと言えば
失敗しても、事業全体に
あまり大きな影響を及ぼさない程度で
今までの本人の実力や経験では
成功できないようなプロジェクトの
責任者に据えることです。
  
そのプロジェクトをあまりうまく
まとめることができなかった場合、
本人は
  
「今までの考え方では、
 より大きなことはできないんだ」
  
という自覚が生まれます。
これがもっとも効果的な成長意欲の促進剤です。
  
さて、よくこんな悩みをいう人がいます。
  
「うちの部下、何回言っても分からないんです」
  
よく聞くフレーズですが、そんな方には
わたしはこう質問してみます。
  
「具体的には、何回言ったのですか?」
  
すると、たいがいの場合は
2回や3回しか伝えていません。
  
残念に思われるかもしれませんが、
1回だけ伝えて全てを理解してくれる人は
5%以下です。
2〜3回で理解してくれる人は
30%にも満たしません。

ということは、教育の真髄は
  
「繰り返し繰り返し、

 何回も伝えること」
  
なのです。
それが、上司やリーダーの義務です。
それが嫌でしたら、
人を指導する立場になってはいけません。
リーダーは「伝えること」ではなく
「理解してもらうこと」が仕事です。

  
もし、部下や後輩が、
再度伝えたことができていなかったら
今度はこう語りかけましょう。
  
「まだ理解できていないんだ。
わかった。
あなたが理解できるようになるまで
何回でも言ってあげるから、安心して」