わたしは仕事柄、多くの起業家と出会ってきました。

人それぞれ、価値観や仕事のジャンルも異なるのですが

成功する起業家の多くは

腹をくくっています。

 

「腹をくくる」

それは、いかなる事態にもひるまないよう

心を固めるということです。

 

それが出来ていないと

ちょっとした出来事があるだけで

逃げ出したくなります。

 

ということは

起業家の宿命は、逃げずに続けることなのです。

チャンスばかりを追いかけている人は

これができない。

 

なぜ、逃げずに続けることができるのかと言えば

そこにはミッションやビジョンが確立されているからです。

続ける意味が、自分のど真ん中にあるからです。

 

ミッションをど真ん中に置くためには

様々な経験がなければいけません。

多くの経験を通じて

「これだ!」

と心が躍った瞬間に、ミッションは形成され始めます。

 

起業家の多くは、不幸な経験をしてきています。

その不幸な経験がベースとなって

その人の原動力にもなっています。

 

わたしは、不幸な経験をして欲しい

と言っているのではありません。

ただ、順風満帆な人生を歩んでいると

起業する志も芽生えてこないかもしれません。

 

不幸な出来事があった時に

そこに立ち向かわずに逃げ続けると

また同じような不幸が現れます。

もちろん、立ち向かったからといって

その問題が解決されるとは限りません。

その時に問題が解決できないのは

立場などの影響もあるからです。

 

だからこそ、起業して

問題を解決できる仕事をしたいと思えるのです。

 

わたしは20代のはじめに

「不幸な出来事」を経験しました。

いや、本当は小学生の時から

その「不幸な出来事」を経験してきました。

 

繰り返し繰り返し

その「不幸な出来事」は続きました。

なぜならば、そのことから

わたしは逃げてしまったからです。

わたし自身も、立ち向かうことができていなかったのです。

だからこそ、わたしは38歳まで独立することができなかった。

 

今思えば「不幸な出来事」とは

本当は「あなたを成長させてくれる幸運な出来事」

だったということです。