50代なかばの投資初心者、iDeCoとNISAを始めようと・・この方法はいかがでしょうか | 50代からのお金と人生を整える|FP×算命学のライフデザイン

50代からのお金と人生を整える|FP×算命学のライフデザイン

老後のお金は足りるのかな・・そんな不安を抱いている、50代のあなたへ。初心者向きの効率的な増やし方が、ちゃんとあります。納得の貯め方で育てたお金さんは、やがて60代70代となられた時に、あなたを温かく支えてくれる相棒になってくれますよ^^

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● 50代なかばの投資初心者、iDeCoとNISAを始めようと・・この方法はいかがでしょうか

50代からの
お金と人生の悩みを同時に整える
FP・算命学カウンセラーの木村久美です。

エネルギー不足で
先程まで体を休めていました^^;

若くない年齢なので、
バランスは意識しないとです。苦笑

さて!

効率良くお金を増やしたいなら、
iDeCoやNISAはおすすめ
と言われています。

毎年の税金が安くなったり、
お金がいくら増えても
税金ゼロ円などが享受できます。

こういった制度を使わないで
投資をした場合と比べると、

手取りが変わってきやすいのですね^^



しかし!

ここで多くの方に
立ちはだかってしまう壁が
いくつかあります。

こちらの方は、
iDeCoとNISAの商品選び、
NISA枠の使い方について
悩んでいらっしゃいました。

50代なかばの投資初心者です。

今まで全く投資に興味がなく
過ごしてきたのですが、

今回、iDeCoを始める機会があり
重い腰を上げて、

NISA等についても
少しづつyoutube等で
知識を得ようとしているところです。

iDeCoは、S&P500に
現在の私の投資最大可能枠
MAXの23000円を開始したところです。

確定拠出年金からの移管が
200万程あります。

こちらは、S&P500と、
三菱UFJファインゴールドで、
運用をしてみようかと思っています。

SBI証券で口座開設は完了して、
NISAを始めようとしているところです。

知識が浅い中で、
iDeCoは、S&P500を選択しましたが、

よくオルカンと
S&P500の両方を持つことは
分散投資として意味がないとか、

人気の2銘柄を持つのも
気持ちとしては理解できるなと
見かけますが、、

①NISAとiDeCoの投資商品は、
全く違うものを
選ぶ方が良いのでしょうか。

②NISAは、まずは積立投資枠を
先に埋めることを考えた方が
良いのかなと思っていますが、、

クレカ積立で、
これから毎月3~5万くらいを
考えています。

あと少しですが、
投資に一括で回せそうな金額が
50~100万程あります。

この場合は、
どのように投資するのが良いでしょうか。

iDeCoをスタートなさったとのこと、
今年分から
所得税・住民税がおトクになりますね^^

(他の控除等により対象条件は異なります)

S&P500と、ファインゴールド、
どちらもハイリターンが期待できると
大人気です。

①NISAとiDeCoの投資商品は、
全く違うものを選ぶ方が良いのでしょうか。

効率良く増やすための条件に
マッチしていれば、
同じ商品を選んでいただいても結構です。

②NISAで積立と一括投資・・
どのように投資するのが良いでしょうか。

S&P500は、
つみたて投資枠、成長投資枠ともに
投資が出来ます。

一括投資もされたい場合は、「成長投資枠」が使いやすいですよ^^

積立も一括投資も、
柔軟に買付ができるためです。



S&P500と、ファインゴールドは、
ハイリターンを目指すことが
可能な商品です。

年平均リターンは、
8〜10%ほどを目指せるかもしれません。

せっかくなので、
どれほど増やすことが可能か
シミュレーションしてみたいと思います^^

50代半ばということでしたので、
55歳と仮定させていただきますね。

【iDeCo】
60歳まで積立後、65歳まで運用のみ

【NISA】
65歳まで10年間
積立と運用(月5万円+100万円一括投資)

(年8%複利計算の場合)

すると、
65歳時に、次のような試算になりました。

・iDeCo:約670万円

・NISA:約1100万円

合計:1770万円

投資をしていなければ
1000万円ほどです。

ずいぶんと違いますよね^^

S&P500や、ゴールドに
投資しておいて良かった!
となるでしょう。



ここで一つ・・

YouTubeで学んでおられるようですが、
逆のケースはご存知でしょうか。

逆というのは、
相場が下がったときに
どんなことが想定されるのかです。

リスク、という言い方をします。

投資の世界でのリスクというのは
上がる幅だけでなく、
下がり幅も含めた
「全体の振れ幅」のことをいいます。

S&P500や、ゴールドは、

振れ幅が、かなり大きいことをご存知ですか?


myINDEXより

一番左のグラフは、普段お使いの現金です。

比べると、かなり違いますよね。

S&P500は、米国株です。

ここで注目していただきたいのが、
マイナスの部分です。

過去に暴落で、

最大49%マイナスになった

という見方をします。

そんな事がいつ起こったのかというと、
2008年の、リーマン・ショックです。

暴落は、いつ起きるのか?
プロでも予想できません。

今起きるかもしれないし、
あなたが60歳の時かもしれないし、
65歳の老後スタート
(と仮定します)の時かもしれません。

では、もし、65歳の時に、
このような暴落が起きたとしたら、
資産はどれだけ減ると思いますか?

1700万円が、約867万円に減ってしまいます。

リーマン・ショックのときは、
相場の回復まで、5年かかりました。

資産が回復しないまま、
生活費の取り崩しを行うことになりますから、

その間
精神が安定的に保てるかどうかは、

「このお金で老後生活を送る」
という環境のなか、

証券口座の資産額を見ている自分を、客観的に想像するしかありません。

S&P500は、
大きく増えることが期待できる一方で、

特に50代以降にとっては、
これだけでは「リスクが高すぎる」
と言われています。

若い方にくらべ、

暴落から回復を待つまでの余裕年数があるとは言えないためです。

このリスクの部分も、
YouTubeでしっかりご覧になっていて、

S&P500などを選ばれるのであれば、
買付の設定をして続けるのみだと思います^^

ここ数年の相場は、
これまでにないほど良い成績が続いています。

増えるよ!と聞くと、
そこに注目しがちです。

が、50代以上において、
むしろ重きをおきたいのは、
リスクの部分なのです。

しかし、この部分は地味だし、
面白くないと注目されることは
少ないようです^^;

もし、こういった事を初めて聞いた、
ということでしたら、
50代以上に必要な資産が、ほかにもあります。

債券というものです。

日本債券や外国債券は、
増え幅は緩やかですが、
リスクが比較的小さいです。



異なる資産を併せもつことで、
暴落時のお金の減り方を
小さくしてくれる効果が期待できます。

これは金融の世界で昔から言われています。

年齢が高くなるにつれ、
債券の割合を増やしていく運用法です。

老後は「お金を育てる」時代から卒業。そして、

本格的に「お金を使う」時代に入ります。

これまでのように、
増やすことに意識が向いたままでは、
相場によっては後悔しかねないのです。

暴落は急に訪れることが多いですから、
本当に読めないです。

せっかく
これから投資を始められるのであれば、

貴重な10年というお金を育てる期間と、
どう向き合うか?

考えてみてもよいかもしれません。

あとあと
「これで良かったの?」とならないために、です^^

50代向けの運用のキホンを
「忙しいから短時間で体系的に知りたい」
という場合は、

登録直後の動画が、お役に立ちます。