● 50代からの老後資金対策!個人年金とiDeCoの違い・メリットを徹底比較
こんにちは、木村久美です。
「老後資金、そろそろちゃんと考えなきゃ・・」
そんな風に思いながら、個人年金保険に興味を持ったことはありませんか?^^
ただ、本当に、個人年金保険でいいのかな?と思われているのであれば、
老後向けの、別の貯め方もあります。iDeCo(イデコ)というものです。
国が用意している、老後のための貯蓄法です。
どんな違いがあるのか?あなたにどちらが合いそうなのか?一緒にみてみましょう^^

【個人年金保険ってどんなもの?】
個人年金保険は、毎月コツコツ積み立てて、老後に年金として受け取ることができます。
・強制的に貯められる(解約すると損なので、確実に貯められる)
・税制優遇がある(年間最大4万円ほど、税金が安くなる)
・元本割れのリスクが少ない
ただし、返戻率(もらえるお金の割合)は、それほど高くなはありません。
10年など長い年数を積み立てても、受け取れるのは「預けた金額+ちょっとの利息」のような感じです。
預金より少し増えるほどのお金で、老後資金は十分あります
という場合に向いています。
【iDeCoってどんなもの?】
じぶんで運用す、増やすことが期待できます。税金のおトク度もおおきくなります。
・掛け金全額が所得控除される
・運用次第で増やすことが可能
・引き出せるのが60歳以降と決まっており、強制的に貯められる
例えば、年収500万円の人が、毎月2万円を積み立てた場合です。
年間、約7万2000円の節税になります^^
10年続けると、約80万円も税金が安くなる計算です。
さらに、iDeCoは、自身で増やすことも可能です。
5%複利で運用できたとしたら・・
10年で、240万円 → 約309万円ほどに増えることが期待できそうです。
預金や個人年金では考えられない増え方ですよね^^
【どっちを選べばいいの?】
● 個人年金保険が向いている人
・投資が怖い、リスクを取りたくない
・とにかく確実に貯めたい(※)
・老後に向けて「上乗せ」の感覚で貯金したい
(※)保険会社の破綻リスクはあります
● iDeCoが向いている人
・節税メリットをしっかり活かしたい
・少しでもお金を増やしたい
・60歳以降まで引き出せなくても大丈夫
ちなみに、iDeCoと個人年金保険を、両方取り入れるのも有です。
「iDeCoでお金を増やしながら、個人年金で安定的に貯める」
そういった組み合わせもできますよ。
ただ、これまでの内容だけで決めるのは、まだ早いです^^
組み合わせたとしても、老後の生活費が「実はまだまだ足らなかった」となる場合があるためです。
どちらで運用をするかを、決めるための流れです!
・ねんきんネットで自分の年金額をチェック
→老後にいくら必要か試算する
→個人年金保険 or イデコ or 両方、どれが自分に合うか考える
→老後にいくら必要か試算する
→個人年金保険 or イデコ or 両方、どれが自分に合うか考える
50代から始めても、ぜんぜん遅くありません。
むしろ、老後生活費の試算をすると、今気づいておいて良かった!となる事は多いと思います。
これは実際の、クライアント様のお声なのですよ。
豊かな未来のために、大きな一歩を踏み出せますよ^^