こんにちは、木村久美です。
昨今の投資ブームで、NISA口座を開設されているケースが増えています。
特に人気なのが、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)などですね^^
ここで、ひとつ、お尋ねです。
株価がどれだけ下がっても、今の運用で耐えられる自信はありますか?^^
金融ショックは、100年に数度起きることもある、とも言われています。
いざ老後にお金を受け取ろとうと思ったときに、2000万円が、1000万円に減っても、大丈夫と言えますでしょうか?
もし、1ミリでも不安がよぎるような場合は、このまま読み進めてくださいね^^
昔から、金融の世界では、「年齢と共に、債券の割合を増やすことが望ましい」と言われています。何故だと思いますか?
債券は、株式と逆の値動きをする傾向にあります。
相場が大きく下がった時に、下がり幅を和らげる効果が期待できるのです。
こちらは、国内外の、株式と債券の値動きを表したものです。

楽天証券ホームページより

2007年7月から、2017年7月迄です。
2008年に、リーマンショックという、歴史的な大暴落が起きました。この時ですね。

当時、株式は、脅威的な下落となりました。資産が半分に激減してしまったのです。
株式だけで運用するとは、どういうことか、視覚的に分かりますよね。
一方、債券は、「何のこと?」とでも言っているかのように(笑)穏やかに動いているのが分かります。

一緒にもつことで、ドーンと下がる割合を小さくしてくれる、ということです。
それからですね。
全世界株式の商品は、先進国だけでなく、新興国も含まれています。
新興国は、先進国よりも、ハイリスクということを、ご存知でしょうか。
この2つの市場を分けると、直近では、こんな感じです。

eMAXIS Slimの各商品で、比較してみました。
2020年の、コロナショック後、差が開いている状態です。
ハイリスクということは、ハイリターンでもあります。長期的にみれば、逆転する可能性はあるかもしれません。
しかしながら有事の際は、新興国に、資金が流入しにくくなりがちです。下落の要因は、いつ何時に起きるのか、誰にも分かりません。
65歳、70歳になったときに、下落に突入した場合は、ハイリスクな資産が影響し、回復に時間がかかるケースも視野に入れておいたほうが良いでしょう。
運用初期は、長期的に見て投資金額が小さいケースが多いので、そう気にならないかもしれません。今は、多くの場合、労働収入がありますしね。
資産額が大きくなるほど、下落リスクは気をつけておきましょう。
安定的な運用のために、債券が大切と言われているのは、こういう事なのです。
運用初期は、ある程度リスクが取れるという場合は、
・先進国株式
・新興国株式
を別々に買う方法もあります。
リスクを抑えたい時期になったら、新興国を外すような、やり方もあるということです。操作は簡単ですよ^^
eMAXIS Slim全世界株式は、運用会社が設定した比率から変えることが出来ません。リスクを自分でコントロールしたいと思ったら、別々のほうが楽なのです。
昔から継承されている投資法は、今もなお、意味があり存在しています。
穏やかな投資で、着々と増やすことが期待できますよ^^
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