※数年前の出来事を綴っています。
前回の続き。
夫との別居を考えていることを
息子に話してみた。
息子はそれ自体はOKだったが
引っ越しは嫌だとのこと。
「ぼくたちじゃなく、
お父さんが出ていけばいいじゃん」
まあ、それはそうですよね。
ごもっともな意見。
次に、
夫に別居を真剣に
考えていることを話した。
夫は、
お金のことを心配していたが
具体的にどうするかは
私に任せているようだった。
ただ、
自分だけが家を出るという
選択肢は夫の中にはなかった。
家は持ち家。
夫の名義。
私たちが出ていくというのが
彼の大前提だった。
私の母にも
別居になりそうだということを伝えた。
母は、待ってましたとばかりに
「こっちに帰ってきてもいいのよ。
あなたたち二人くらい住めるわよ♡」
と回答。
さらに、次の日には
「やっぱり、私がそっちで住むわ。
〇〇(息子)が成人まで
私があなたの家の近所に
部屋を借りて孫と一緒に住むから。
ふじこは〇〇(夫)さんと
そこで二人で住めばいいのよ~」
と言ってきた。
まだ、夫と再婚する前に
実母と息子を取り合ったことを
思い出した。
当時、
母が言っていることが
本当に許せなかったが、
別居を考えたとき、
母の提案はありかもと
ふと思うこともあった。
私は
それぞれの場合の
メリットやデメリットを整理して
息子、夫
それぞれの希望を聞きながら、
話し合いを重ねていった。
