私が子連れ再婚することに

義父母が賛成してくれたことは

感謝の気持ちしかなかった。

 

さらに

そのときに義母に何度も言われたこと、

 

新しい夫に尽くすこと、

亡くなった夫のことは気にせず

お墓も気にせず、

もう義実家にも顔を出さなくてもいい。

 

についても

大変複雑な気持ちであったけど

子連れ再婚を進めるうえでは助かった。

 

なぜなら、

亡夫の位牌と遺影を

義実家で引き取ってくれたのだから。

(関連記事→死別で再婚、お仏壇はどうする?

 

 

お義母さんたちが

どうして、

新しい夫との関係づくりに

集中するようにこだわったのか?

 

その理由は、後からわかった。

 

それは、

夫方の親戚に

離別で子連れ再婚をした方がいて

 

そのご家庭では再婚後、

新しい夫婦の間に子どもが

生まれたのだが、

 

継父さんは

自分と妻との間に生まれた

血のつながった子どもだけを

かわいがり、

妻の連れ子には

少しきつくあたっていたそうだ。


 

このご家庭のことを

聞いていた義父母は

私が再婚後も義実家と縁を続けることで、

 

孫が

新しいお父さんになつかず、

かわいがってはもらえないのでは?

 

と心配していたのである。

 

 

世間では、

もしかしたら、

継父(ままちち)

継母(ままはは)

と聞くと

 

連れ子をいじめるという

意地悪なイメージ

 

があるのかもしれない。

(シンデレラのせい?)

 

でも、

全員が全員

そんなことはなく、

 

血のつながらない連れ子(継子)にも

大きな愛情を注いで

育てていらっしゃる継親さんが

私の周りにも何人もいらっしゃる!

 

それは言っておきたい。

 

 

ただ、

ステップファミリーや

子連れ婚のことを

あまり知らなかった私は、

 

義父母のアドバイスどおり

再婚後、義実家とは

表立った交流を断ってしまった。

(手紙のやりとりだけになった)

 

 

それは

息子と

おじいちゃん、おばあちゃん

おじちゃん、おばちゃん

イトコたちとの繋がりも

いったん失くすことにもなった。

 

 

本当は

おじいちゃん、おばあちゃんは

孫に会いたかったんだと思う。

 

 

でも、私が、

そんな義父母の

本当の気持ちに気付き

 

息子(孫)が

おじいちゃん、おばあちゃんに

再会できたのは

 

やはり、子連れ再婚後、

数年が経ってからである。