2001年9月11日、アメリカの同時多発テロがあった日が、私の人生をかえた転機。
当時、私は20代で、大学を卒業して地方銀行の銀行員をしていました。毎日残業ばかりで、プライベートも制限され、色々我慢してばかりのストレスフルな毎日に、「このままでいいのか?」と、なんとなくモヤモヤした毎日を送っていました
(仕事は、それなりに大事な内容を任され、責任感も出てきて、充実していたのですが。。)
9.11の、まさか映画でも見ているかのようなビルが崩れる映像を見て、「いつ、何が起こるか分からない。」「明日死ぬかもしれないんだから、後悔しないように生きよう!」と思ったのです
当時、結婚したら仕事を辞めるのが当たり前で(うちの銀行だけ?)、先輩たちはみんな、20代後半から30代前半までに結婚して辞めていました。そして、退職した後に、同じ部署の人達を結婚式に呼ぶんです。(私も何度か呼ばれて行きました。)
正社員として残っている銀行の女性行員は、みんな独身でお局様←死語。
私はそんな風にはなりたくなかったのです。
他にも、今では考えられないような、色々なハラスメントだらけの職場で、半分うつになりかけていたと思います。
そこに、9.11のテロにより、海外渡航だけでなく、国内旅行でさえ禁止され(うちの銀行だけだったのかな?)、もうストレス発散の場所がなくなり、爆発してしまいました
そして、銀行を退職し、海外へワーキングホリデーへ行ったのです
海外では、これまでの真面目な、お堅い、自分を押し殺していたような日々と、まったく逆の生活を送るようになりました
周りは、国籍や出身地、年齢や職業など関係なく、本当に色々な人達がいて、「世界はこんなに広いんだ~」って実感し、「自分が悩んでいたことなんて、なんてちっぽけなんだ私はすごく小さい社会の中だけで生きてきたんだ。。」って思えるようになったのです
その考え方は、今でも、子育てや色々なことで悩んでる時に、とても役立っていると思います
今、色々悩んでる方は、もっと広い世界に目を向けて「自分の悩みなんて、なんてちっぽけなんだ!」って思ってもらいたい。
そしたら、少しは日々のストレスも減っていくんじゃないかな~と思います。
2001.9.11の同時多発テロは、もう20年以上前の話ですが、40代以上の方だと、結構色々な人の転機になってるんじゃないかな~と思うFPママでした