国の教育ローンの条件 | 教育、住宅、老後資金 人生の3大資金を賢く貯めるコツ

教育、住宅、老後資金 人生の3大資金を賢く貯めるコツ

人生の3大支出(教育資金、住宅資金、老後資金)。
一体、いくらあれば大丈夫?どうやって準備すればいいの?
お金のギモンに、FPがお答えします。

◆国の教育ローンの条件


こんにちは。FPひろです。


センター試験まで、1か月となりました。
受験生はいよいよ追い込みの時期です。


受験生と一緒に、子どもの教育費準備も追い込みですね。

まだ、このままでは不足という方は、教育ローンを利用する方も多いかと思います。

今日は、教育ローンのうち、日本政策金融公庫が貸付をしている国の教育ローンについてお話しします。


国の教育ローンは、


教育一般貸付

郵貯貸付

年金教育貸付


以上の3つの制度があります。





年金教育貸付は、独立行政法人福祉医療機構の申し込みあっせんが必要です。
しかし、現在あっせん業務は休止しており申し込みできません。


郵貯貸付は、教育積立郵便貯金の預金者であることが条件となっています。
こちらも、郵政民営化に伴い、平成19年9月末で新規の預け入れができなくなっています。

ただし、今現在積み立てをされている方に関しては、郵貯貸付を受けることができますので、そのまま積み立てを続けてくださいね。



ということで、現在国の教育ローンで申し込みができるのは、一般貸付のみとなります。



【融資額】    生徒一人につき300万円

【返済期間】  15年以内(交通遺児家庭、母子家庭の方は18年以内)
 
【金利】   年2.45%(平成22年12月9日現在)母子家庭の方は年2.05%


【利用に関しての収入条件】

保護者の世帯収入が、給与所得者(事業所得者)

1人  790万円(590万円)

2人  890万円(680万円)

3人  990万円(790万円)

4人  1090万円(860万円)

5人  1190万円(960万円)

となっています。


奨学金と違う点として、収入要件が、世帯収入であることです。

奨学金は、主たる生計維持者のみの収入だけが、条件です。

国の教育ローンである、一般貸付の収入要件は、夫と妻両方の収入を合算した額。
それが、上記の金額以下でないと申し込みできません。


あと、返済条件が、奨学金とは違います。

奨学金は、有利子の第2種奨学金でも、在学中の返済負担はありません。
卒業後からのみです。

教育ローンでは、元金を据え置くことはできますが、利子の分については在学中も返済をする必要があります。


また、連帯保証人を立てない場合、(公財)教育資金融資保証基金の保証を利用することとなります。
このときの保証料は、融資金から一括で差し引きされます。

保証料は、融資額 100万円あたり、元金据置期間4年 返済期間15年の場合では、142、398円となります。

保証基金を利用するときは、必要金額+保証料を融資金額としておかないと、教育ローンを申し込んだのに資金不足になってしまいます。



ただし、教育ローンとはいえ借金には変わりありません。

利用に際しては、返済のことも考えて慎重に検討してくださいね。