ファイナンシャル・プランナーの近藤です。
今日は、
銀行に預けるとお金が減ってしまう
というお話です。
一般的には、銀行にお金を預けるのが、もっとも安全だと思われています。
それは、元本保証があるからです。
つまり、銀行に預けたお金は減ることがない、ということです。
でも、
元本保証=お金が減らない
というのは、正しくもあり、間違ってもいます。
元本保証というのは、預けたお金の
金額は減らない
という意味です。
その意味では
お金が減らない
というのは正しいです。
でも、お金というのは、そもそも何かと交換するための手段でもあります。
服と交換する、食べ物と交換する、飲み物と交換する、家と交換する。
つまり、何かを買うための手段ですね。
モノの値段(物価)というのは、少しずつ上がっていきます。
だいたい毎年1%くらいずつモノの値段は高くなっていくと思ったほういいでしょう。
100万円のモノが、来年は101万円になっているという感じです。
モノの価値は上がっていくのです。
一方で、銀行に預けたお金は、毎年どのくらい増えるのでしょうか?
2017年7月時点で、普通預金が年利0.001%、定期預金が年利0.01%です。
100万円を普通預金に預けても、来年は100万10円にしかなりません。
定期預金でも、100万100円です。
モノの値段は1万円上がっているのに、銀行の利息は10円または100円しか付きません。
つまり、銀行にお金を預けていると、
お金の価値は下がっていくのです。
買えるモノの量が減ってしまいますからね。
元本保証というのは、利息の部分を除いた金額は最低保証します、という意味です。
つまり、
元本保証=お金が減らない
というのは、
お金の価値を考えると、
間違っている
のです。
銀行預金は、一時的にお金を保管するのにはとても優れています。
でも、将来の生活資金を準備するのに銀行預金のみを使うのは、オススメできません。
貯蓄から投資へ。
将来の資産づくりには、投資を使うことが不可欠です。
長期・分散・積立、という正しい投資のやり方を学べば、
投資はまったくコワいものではありません。
銀行に預けるとお金が減ってしまうというお話でした。