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福井のファイナンシャルプランナー堂埜です。
日本銀行が金利をほんの少し上げたので、
大手銀行などが変動金利の金利を上げる方向で見直しています。
そのせいか最近変動金利で住宅ローンを借りている方からの見直しの相談が増えました。
そんな中、繰上返済も有効な見直し手段のひとつなので提案することがあります。
先日相談に来られたお客様は当面使わないお金が手元にあったため繰上返済を勧めました。
ところが団体信用生命〇険に入っているので、
もし借主の夫が亡くなったらその後返済しなくてよくなるのだから繰上返済は損だというのです。
住宅ローンを返済するまでに亡くなる可能性は5%ぐらいなのに
そのお客様は亡くなることに掛けるみたいで、繰上返済をしませんでした。
ちなみに手元のまとまったお金のほとんどは普通預金でした。
みなさんはこの事例、どう思われますか?