僕たちの未来はいま!

僕たちの未来はいま!

僕たちの未来はいま!

お客様と交わすコンサルティング契約書の中には「秘密保持」の条項があり、「お客様から知り得た事項に関しては秘密を保持し漏洩・公開してはならないものとする」と書いてあります。

勿論、守秘義務がありますので私から漏らすことはありませんが、一方で「私のような人がいると思いますので、遠慮なく話して下さい。」「他にも困っている人がいると思います。どんどん話して下さい」と仰るお客様もいます。

以前、こんな事がありました(過去のコラムです)。
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「私にはライフプランはありません」

お客様との面談にてそう言われたことがあります。
でも本音は違いました。毎日の生活が精一杯で明日の事を考える余裕が無いだけだったのです。

「しっかり子育てするだけ。いま家計は大変だけど進学はさせたいからね」
「それが立派なライフプランですよ」


沢山のクエスチョンが腑に落ちれば安心に変わります。

「自分には敷居が高い」
「家計を見られるのが恥ずかしい・・・」
「実感がわかない」
「怖い」


でも、それが本音ですよね。

目的地へ向かうとき、方向が合っていたら辿り付けるかもしれません。
でも、地図を拡げたり、ナビをセットしてから向かった方が迷わず目的地に辿り付けるでしょう。

「目標」(めじるし)という地図を持ち、いま立っているところから目標(めじるし)を目指すのが「ライフプラン」
どうやったら幸せになれるかを計画する、企てる(くわだてる)ことなのです。

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10年前に総合相談をスタートしたこのお客様、考え方や貯蓄残高においてもとても良い結果が出ています。

 

匿名ではありますが、こう困っていたことをこう解決した、一つの事例してご紹介させていただいております。

また、お客様からご紹介をいただく一つのきっかけとなっております。


コンサルタントの立ち位置はそっと背中を押すことであり、決断したのはお客様自身です。
 

衣食住を考える「生きるため」の相談が、少しずつ・・・より良く「活きるため」の相談に変わる。


「ほっとしました」そう言って笑顔がでると、とても嬉しくなります。
私とお客様の総合相談時に、表情が和らぐ、そんな一瞬があるのです。

7月3日より、新しいお札が発行されます。2004年以来20年ぶりとの事です。

新1万円札は渋沢栄一。
新5千円札は津田梅子。
新千円札は北里柴三郎。

皆さんはどのような人物かご存じでしょうか。

渋沢栄一は、生涯に500もの企業等の設立に関与するなど実業界で活躍、教育・社会事業・民間外交にも尽力しました。


津田梅子は、日本で最初の女子留学生の一人であり、女子英学塾(現:津田塾大学)を創設するなど、女子高等教育に尽力しました。


北里柴三郎は、世界で初めて破傷風菌の純粋培養に成功し、破傷風血清療法を確立。ペスト菌を発見。私立伝染病研究所を創設し、後進の育成にも尽力しました。

いずれも偉大な先人として日本を支えてくれた人物です。

偽造防止目的で時々デザインが変わります。
でも、汚れたりした場合には流通の過程で交換しますので、平均寿命は1万円札は4~5年、5千円札・千円札は1~2年ほど。

 

なので、日本のお札は海外に比べとても綺麗です。

一方、50円玉と5円玉。

穴の開いたコインはかなり珍しいとの事で、海外ではラッキーコインと呼ばれています。


赤い紐を通してお守りにしたり、お賽銭においても5円玉1枚で「ご縁がありますように」、5円玉2枚で「重ねがさねご縁がありますように」と願いを込めたりするそうです。

日本家屋における座敷より外側の板の間を「縁側(えんがわ)」と言いますが、何かと何かを繋ぎ合わせる「ふち、へり」の意味で使われています。組み合わせると他の何かに進化するそうです。

大切な「お金」と「ご縁」。

縁とはふちであり、へりです。

「ご縁」と「ご縁」の掛け合わせることで新しい何かが生まれます。

 私たちコンサルタントは「接続詞」です。


「この人」と「この人」を繋いだら、何が生まれるだろう。
「ご縁」と「ご縁」を掛けたら、何が生まれるだろう。難しい事柄も「通訳」できたら、「翻訳」できたとしたら、何が生まれるだろう。きっと、人生を変えるほどの何かを作れるだろう。こう願っています。

年度末・卒業シーズンの3月、新年度・新学期の4月。何かと忙しい時期です。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

私がマネーバランスクリニック®の一員として、セミナー・スクール講師をスタートしたのは2010年の10月、マネーバランスドクター®としてコンサルタント業務をスタートしたのは2012年の4月。

そして、弊社の創業は1990年4月なので、今回で34期目の決算を迎えます。

計算が合わないかと思われる方もいるかもしれませんが、創業時はこの仕事はしておりませんでした。

というか、当時は私はまだ高校生でした。

家業が不動産業であったため、住宅ローンの取次、建物や賃貸物件の火災保険申込みなど保険代理店、本業である不動産会社の関連業務を行う会社でした。

 

つまり父が代表でした。

その後、損害保険会社勤務を経て実家の不動産会社へ入社。
宅地建物取引主任者(現在の宅地建物取引士)として実務を行い、並行してこの関連会社の業務を行い、その後代表となりました。

2008年にマネーバランスと出会い、マネーバランススクールに参加したことがきっかけで、2010年に長男で後継者だった私が不動産会社を退社、グループ会社であったこの会社を持って独立、今に至ります。

勿論、私は学生の時に今の仕事、FP、ファイナンシャルプランナーという言葉すら知りませんでした。


でも人の役に立つ仕事をしたいな・・・ぼんやりとそう思ってはいました。

一方、営業は嫌いでした。
お客様を掘り起こしニード喚起(かんき)しクロージングする、いわゆるセールス話法というものはとても嫌でした。
嫌いなだけでやればできましたし、もしかしたら他の方よりも上手だったのかもしれません。

「嫌いなことを仕事にするんだよ。嫌なことだからこそ稼ぐことができるんだよ。」
こう言われたこともありました。

「夢を希望に、希望を計画に」

マネーバランススクールで学んだ言葉です。
一つでもお客様の夢を実現できるよう支援するのがコンサルタントの仕事です。
だからこそ、お客様と伴走するからには途中で諦めて逃げ出さないよう覚悟を決めました。

 

紆余曲折ありましたが、好きな仕事がきっかけで素晴らしいお客様と出会い支えられて今に至ります。

 

あの時こうしていれば良かった、でもこの方法もあった。今度はこうしよう、この繰り返しです。しっかり向き合い前を見たいと思います。

法人として35年目、マネーバランスドクター®として13年目、皆様これからもどうぞ宜しくお願いします。