ポートフォリオ理論とベンチマーク
ファイナンシャル・プランナー(FP)の四神です。
資産運用ではよくポートフォリオ理論というものが聞かれます。
簡単に言うと、分散投資でリスクとリターンを調整する考え方です。
ポートフォリオ理論自体は、50年以上の歴史があり、有効性も証明されています。
ポートフォリオ理論を追求した結果、インデックス・ファンドにたどり着くことはよく知られています。
ただ、その評価方法について、投資家側ではなく運用者側で判断していると言えるでしょう。
なぜなら、評価基準にベンチマークというものが存在するからです。
例えば、2008年の日経平均株価は▲40%以上下落し、あるインデックス・ファンドは▲30%となりました。
このファンドは投資家へ10%以上も日経平均株価に対して10%もアウトパフォーマンスしたとリポートします。
以前から私が指摘しているように、投資家は相対パフォーマンスではなく、絶対パフォーマンスを求めています。
つまり、投資した資産が増えてこそ、評価に値するのだと考えます。
ベンチマークと相対評価をしている運用者は、結局自己満足の世界で納得しているだけなのです。
私は株式投資では年初に日経500の中から20銘柄を抽出し、年間の期待収益率を30%に設定し運用しています。
その際、必ずヘッジトレードとして日経225先物を活用します。
前日までのパフォーマンスは現物だけだと1.2%の収益が、先物を加えると5.5%に上がります。
年初に設定されたインデックス・ファンドは運用成績はマイナスでしょう。
おそらく日経平均株価は▲5%以上下落していることから、それに近いマイナスが予想されます。
私ならここで先程の日経500のプライベート・ファンドは10%以上の差があることを強調します。
フォンドの運用担当者は、常に投資家の資産を増やすことを念頭に入れるべきです。
初代内閣総理大臣伊藤博文はこう言っています。「私はいかなるときも国家のことが頭から離れない」と。
外国と比べるのではなく、日本国を富国にするにはどうすればいいかを考え実行していたのです。
比較する次元が違うという方もいるでしょう。
昨今では金融工学で導き出されたモデルを疑うことなく、運用モデルとして採用しているところが多いです。
それでは運用者のスキルは高まらないし、ベンチマークを頼る(逃げる)ことになってしまいます。
投資家の資産を増やすためには、自らが考え実行できるモデルを構築する能力を身につけることです。
そして、そのモデルに絶対的信頼をおき、継続的に資産を増やすよう運用することです。
「資産が増える」ではなく、「資産を増やす」という考えが大事なのです。
from 四神
ギリシャ支援が相場転換のカギを握っている
ファイナンシャル・プランナー(FP)の四神です。
日経225先物は昨日のイブニング・セッションで10,070円と週間最高値で引けました。
本日のアジア・オセアニア市場は朝方発表された豪州の雇用関連の指標が強い内容だったため、堅調な展開でした。
今夜のEU首脳会合で債務問題を抱えるギリシャの支援について詰める計画です。
以前も指摘したように、ギリシャの財政問題は今に始まったことではないので、ここで詰めないと、
ユーロ圏を含めたEU諸国全体への懸念材料になりかねません。
裏を返せば、ギリシャ問題を解消できれば、市場にとっては買い転換のサインと受け取れます。
今は買いの探りを入れながら、押し目買いも継続している投資家が多くいます。
サインが確認できれば、リスク志向が強まり、さらに売り方の買戻しによる踏み上げで上昇する展開も想定できます。
これから始まる欧州市場と今夜の米国市場の展開次第ではありますが、為替が90円台に戻していることを受け、
明日の東京市場では明確な10,000円の値固めとなってほしいものです。
運用モデルではコンバージェンストレード(CT)が10,070円の買い玉を保有しています。
from 四神
今週の運用モデル成績 損益 150,000円
今週公開している運用モデルにおける成績は以下のとおりです。
1.「アフターヌーントレード(AT)」日経225先物取引向け(午後トレ) 損益:110,000円
2.「コンバージェンストレード(CT)」日経225先物取引向け(朝トレ) 損益:20,000円
3.「ディファレンストレード(DT)」日経225先物取引向け(朝トレ) 損益:20,000円
累計損益:150,000円
損益は日経225先物(ラージ)取引の場合です。日経225ミニの場合とは違います。
例えば、ATの損益は11,000円、CTの損益は2,000円、DTの損益は2,000円になります。
from 四神
選択眼によって効果はがらりと変わってくる
ファイナンシャル・プランナー(FP)の四神です。
住宅ローン(5000万円、3%、35年)の繰り上げ返済について質問がありました。
繰り上げ資金として100万円を初回以降に用いた場合、利息軽減効果はどの程度か?
ズバリ、180万円です。ただし、期間短縮型を選択した場合です。
これを投資で考えると、100万円の対価が180万円になるという計算になります。
ちなみに、返済額軽減型を選択した場合は60万円となり、1/3の効果となってしまいます。
投資も選択を誤ると、パフォーマンスががらりと変わります。
運用モデルの選択がその後の投資効果を左右するのです。
市場と対峙するには、心構えとルールが必要です。ルールを忘れている人が多いです。
心構えは一度失敗しないと、身に付きません。
失敗を恐れる人は理論ばかりを追っかける人で、まったく実践では成果を得れないでしょう。
「知っている」から「わかる」へ、そして行動を継続するようにしてください。
from 四神
